アベンチュリンはクラークフィルムランドのステージで計画の最後の一歩を遂行していた。その最中、彼は「過去」と「未来」の幻を見た……
ランド█中央█の█舞台へ向かう 
耳元█ █の囁き声が益々大きくなっている。その上、もう1つの██ ██ █が見えた。
遊園地の舞台に上る時まで持ち堪えられるといいが█ ██ █。
遊園地の舞台に上る時まで持ち堪えられるといいが█ ██ █。
最初は幻聴、今度は幻覚か──本当にすごいな。次は僕が「調和」の使令に昇格するのかな？
…なんでここには観光客が1人もいないんだろう？あの羽頭は何してるんだ？
クラークフィルムの奥へ進む
ピビシ人が1人いるだけ…いや違う、子供か？
変わった█ ██子供と█話す
██ █ █ █変わった██ █子█供を見つけた──彼█ ███ █は█エヴィキン██ █一█族出身だ……
しかし、彼らは█ ██すでに█滅███ █びた█のではなかったか？
しかし、彼らは█ ██すでに█滅███ █びた█のではなかったか？
確か「黄金の刻」は未成年者の入場を禁じていたはずだけど…ねえ、君はどうして1人でここにいるんだい？
──うっ！
どうしたの、お兄さん…気分が悪いみたいだけど？
その…目は……
…あり得ない。君は何者だ？
綺麗でしょ？お姉ちゃんは、これは「マザー・フェンゴ 」からのプレゼントなんだって言ってた。カラフルな瞳は人に幸運をもたらすんだって。
あっ…お兄さんも綺麗な目をしてるね。とっても素敵だと思う！
君は…1人なのか？お父さんとお母さんは？
お父さんとお母さんはこの遊園地にいるよ。先に入っちゃったから、これから探しに行くところなんだ。
僕もう行かないと。じゃあね、お兄さん。お兄さんも楽しんでね！
幼い█エヴィキン█ ███少年█に追いつく█ ██
█ ██ ██ █注意力は完全にあの█ ███ █エヴィキンの少年に奪われた。彼は一体██ █ ██ █何者だ？まだ時間はある。█ ███ ██を追い、何██ ███ ██ ██を聞いてみよう。
あの目、それに「マザー・フェンゴ」…いや、あり得ない……
もう宇宙にエヴィキン人はいないんだから……
子供を追いかける
お父さん、お母さん──待っててね──
劇場に入る
……
底が見えない、まるでピノコニーみたいだろ？
なんでまだいるんだ？
もうわかってるはずだ。ファミリーが救いを求める家族全員に本当に寛容だったなら、どうしてこんな高い壁や深い堀を築く必要がある？
でも、みんなそんなことは考えない。スウィート・ドリームシロップの味はとても魅力的だからね。君はピノコニーで孤立無援だ。その高い壁を1人で突破するしかない…そんなことが本当に可能なのか？
だから君はホテルに入るなり気取った帽子を取って、あちこちで助けを求め始めた。砂漠の中で食べ物を拾うハイエナのように。ともすればチャンスが消えてしまうと知っていたからね。
君の話と比べれば、レイシオの「アティニークジャク」のほうがよっぽどマシだな。
僕が本心を語ることなんか滅多にないって知ってるだろ？ちゃんと聞いた方がいい。
ちょうどあの教授に言及したから言うけど──僕は君と彼の共通点が大好きなんだ。陰謀と策略…特に結末の部分、華麗なる裏切りがね！
…すべての人がそう思っている時、それが君によって入念に仕組まれた別の罠だなんて誰が疑うかな？
……
図星だったみたいだね？君はそういう人だ。慎重で、自分を過小評価していて、これだけ勝ってるのに、誰よりも負けることを恐れてる。
みんな君がゲームで大金を賭けるところしか見ていない。テーブルの下のもう片方の手が、チップを握り締めながら震えていることなんて知る由もない……
大したものだよ、「パブ」から招待があったのも額ける。君は生まれながらの名優だ…人を騙すだけじゃなく、自分を騙すのも上手いんだから。
人前でボロを出さないようにするには、先に自分を騙すのが一番なんだよ。
ハハハ、もちろんわかってるとも。僕は君のことをよく知ってるからね…でも妙だな、どうしてあの誘いを断ったんだい？君には「愉悦」を受け入れる機会があった。それは君が最も望んでいたものだったはずだ。それなのに、君はカンパニーのテーブルを選んだ……
「存護」のためか？ふん、そうは思えないな。君は「存護」と何の関係もないだろう？
君なら知ってると思ったけど…僕のこと、よく理解してるんだろ？
もういい。今すぐ黙るか、目の前から消えてくれ。
はいはい。でも、今から消えるのは──一体誰だろうね？
…とにかく、僕じゃない。
引き続き子供を追いかける
あれ──かくれんぼするの？僕かくれんぼが一番得意なんだ──
ピンボールマシで対岸に渡る
今度は僕が隠れる番だね──賭けてもいい、きっと君たちは僕を見つけられないよ──
撮影セットの中へ入る
……
かくれんぼか…甘い子供時代の思い出だね。
母さんと別れた日、どれだけのカティカ人が君をオオカミのように追いかけてたっけ？
賭けてもいい、君は彼らのけたたましい笑い声を忘れられないはずだ。あの野蛮人たちの鼻先から逃げるために、君と姉さんは血だまりの中で転げ回り、父さんが残した唯一の服をダメにしてしまった……
あの服はダメになんかなってない、ずっと保管してある。
あれはただのボロ布だ、もう二度と着られない。
今の君は隠れる必要がないどころか、自分の繊細な服が雨に濡れるのを嫌がる余裕すらある…ずいぶん変わったものだねぇ。
…僕は最初から変わってない。
いや、君は変わった…今の君は追う側になったんだ。最後のかくれんぼ…精々楽しむといい。
█かくれんぼ█ ██で█勝つ██エヴ█ █キンの少年を見つけ█勝██ █
自分の過去は取り戻せない
自分の過去は█り戻せない
自分の██ █は取り█せない
自█ ██過去は取り戻███ █
自█の█ ██ ███過去は██ █戻█ ███
自分の過去は█り戻せない
自分の██ █は取り█せない
自█ ██過去は取り戻███ █
自█の█ ██ ███過去は██ █戻█ ███
あの子は…この中にいるのかな？
地面に落ちたものに近づく
これは……
「黄玉」？どうしてここに……
うっ……
おや、彼女の基石が君を苦しめてるのかい？
…僕はただ、どうしてそれがここにあるのか気になっただけだ。
あの羽頭が君を嘲笑うために置いたのかもしれない。君が苦労して仕掛けたマジックショーが、ただの悪足掻きだってことをわからせるためにね。
「基石の色はクリフォトの聖体の光と同じ」…よくこんな馬鹿げた言い訳を思いついたものだ。彼がもう少し用心深ければ、君の戯言はすぐにバレていただろう。
これはただの餌だよ。
ああ、だから君はレイシオの「裏切り」を計画のカギの1つにした。あの教授の演技は真に迫っていたと言わざるを得ないよ。
そもそも彼は演技なんかしてないのかもしれないけどね。
ハハハ、それなら尚更君の思う壺だろ？
あの真面目一徹なオーク家の当主は、異常なほどの支配欲を持っている。君は彼に十分な情報を与えながら、隙があることを気づかれないようにしないといけない……
…だから君はレイシオを彼に会わせ、わざと計画が漏れるよう仕向けたんだ。相手に疑われないように、レイシオにはすべて本当のことを話して、彼もそれをありのままにサンデーに伝えた。
そして最後、あの当主は君が仕掛けた「餌 」を通じて、目論見通りにもう1つの基石を見つけた。これによって──
──君は3つ目の基石 を隠すことができる。
…僕の頭の中を勝手に覗くな、クソ野郎。
君の頭？僕たちの頭の間違いだろ。君は僕であり、僕は君、分けることはできないんだから。
「人前でボロを出さないようにするには、先に自分を騙すのが一番」…僕に言わせれば、君は自分を騙せてなんかいない。今回上手くいったのは、ただ運がよかったからさ。
これはサンデーが持っていたもう1つの基石だ。とても綺麗な緑色で、君のように人当たりがよく、狡猾……
わざわざ僕に聞く必要があるのか？
フン…じゃあ僕が思い出させてあげよう。「砂金石」は幸運と計略の石…君がこの石を手に入れた時、彼女はそう言ったんだろう？
砂金石は珍しいものじゃないけど、ある宝石と色がよく似ていることから、その宝石の代替品として使われることが多い。そして、その高価な宝石は……
…「翡翠」と呼ばれてる。
あのサンデーでも見抜けなかったんだから、翡翠も砂金石の代わりとして使えるみたいだね。
アベンチュリン、トパーズ、ジェイド…3人の精鋭 、3つの基石は、ちっぽけなピノコニーのために自分のすべてを賭けている。君たちはファミリーより団結してるよ。
言っただろ、「チップ」3枚で十分だって──だからオール・オア・ナッシングなんだ。
前者なのか後者なのかは…ハハッ、すぐにわかるさ。
それで、本物の「砂金石」は？見せてくれよ。
フッ、どこにあるのか知らないのか？
ただ君の口から聞きたいだけさ…今のそれは本当に持ち主にお似合いだからね。
…なら、君の望み通りにしてあげよう。「それら」は片時も離れてはいない。最初から一番相応しい場所にある……
…そう、この安っぽい宝石の中にね。
君は出発前、「砂金石」を砕いた……
…その見た目、ふん、君の支離滅裂な人生にそっくりだな。どんなに輝かしい外見をしていても、中身は価値のない石ころ…そんなものでも、君の命より遥かに大事なものだ。
こんなことをしたらどうなるか、よくわかってるだろう？クリフォトの聖体 を冒読した人間をカンパニーが許してくれると思うか？
「ダイヤモンド」はいつだって結果を重視してきた。僕の生み出す価値がコストを大きく上回っていれば…過程や手段は問題にはならないさ。
何の代償も払わずにファミリーを騙せるわけないだろ？大丈夫、「存護」の基石は砕けても効果を発揮するからね。たとえ効果が大幅に弱まったとしても、僕にとっては十分だ。
本当に不思議なんだけど、どうして君は毎回危ない橋を渡ろうとするんだい？自分のために用意した選択肢は、いつも決まって強い自己破壊の衝動を伴ってるじゃないか？
まさか本当に「リスクが大きいほどリターンも大きい」なんて信じてるのかい？君がそこまでカンパニーに忠誠を誓っているとは思えないけど。
ふん、君にはわからないことがたくさんあるってことさ…僕がどうやってすべてを手に入れようとしてるのかもわからないだろ？
それは君が本当にできることが前提になるけどね。
…ま、その時になればわかるさ。
幼い█エヴィキン█ ███少年█に追いつく█ ██
█ ██ ██ █注意力は完全にあの█ ███ █エヴィキンの少年に奪われた。彼は一体██ █ ██ █何者だ？まだ時間はある。█ ███ ██を追い、何██ ███ ██ ██を聞いてみよう。
基石が消えた…また「調和」の幻覚か。
…うん？
子供と話す
こんにちは。また会ったね、綺麗な目のお兄さん。
…うん、また会ったね。お父さんとお母さんは見つかった？
うん！お姉ちゃんもいるよ。僕たち4人でかくれんぼしてたんだ。
ほんとに楽しかったなぁ。そうそう、ここに来る途中、お父さんが「ふるふる映画」を見に連れていってくれたんだよ。
それを言うなら「フィルム映画」じゃない？
そう、それ！たくさんの絵が並べられてて、動く壁画みたいになるんだ。
僕とお父さん、お母さん、お姉ちゃんを一緒に置くと、家族になるんだよ。
よかったらお兄さんもやってみて！ずっと難しい顔してるけど、遊園地では楽しまないと！
…そうだね。
フィル██ム█フィル█ム██映画で遊ぶ█
あなたの傷は永遠に癒えない
あなたの傷█永遠に癒えない
あなたの█は永遠█癒えない
あな█ █は永遠█癒█ない
あ█ ███ █永遠に█ ███ ███ ███ない
あなたの傷█永遠に癒えない
あなたの█は永遠█癒えない
あな█ █は永遠█癒█ない
あ█ ███ █永遠に█ ███ ███ ███ない
ふふん、中々の点数だろ？
……
…つまんないな。
幼い█エヴィキン█ ███少年█に追いつく█ ██
█ ██ ██ █注意力は完全にあの█ ███ █エヴィキンの少年に奪われた。彼は一体██ █ ██ █何者だ？まだ時間はある。█ ███ ██を追い、何██ ███ ██ ██を聞いてみよう。
……
なんで黙ってるんだ？
君は確かに僕の興味を引いた…僕が完全に君を理解してるわけじゃないことは認めよう。
今回はやけに素直だな。
素直さは数少ない僕の大切な品性だからね。わざわざ強調するまでもない。あの迷路が見えるかい？君があそこから出てくるまでに、僕は君のことを完全に理解してみせよう。
僕たちのスタジオの旅はまだ終わってない。君の走馬灯もまだ続いてる…そして、この道のりが長く続こうとも僕は全く気にしない。
ピンボールマシンで対岸に渡る
わあ、ここ高いね──砂漠で一番高い岩より高い──
それにお花もたくさんある──お姉ちゃん、この紫のお花あげるよ──
迷█宮を██ █離れ█る██
過去からは逃げられない
██ ██ █からは逃げられ█
過去█は███ █ ███ない
█ ███ ██からは逃げられな█い█
過去からは████ █げられ███ █ ██い
過███ ██ █逃███げられない██
██からは逃█られ█ ██ ██ない████
██ ██ █からは逃げられ█
過去█は███ █ ███ない
█ ███ ██からは逃げられな█い█
過去からは████ █げられ███ █ ██い
過███ ██ █逃███げられない██
██からは逃█られ█ ██ ██ない████
行き止まりか…道を間違えたのかな？
█ ███の█失っ██物█調べる
これは……
何か思い出したのかい？
君には関係ない。
ヒントが必要かな？これは君にはめられた枷だ。あの男が君に与えた最初の「仕事」、君が稼いだ最初の金…僕はハッキリと覚えてる。
君はこの鉄の鎖を挙に巻きつけたんだ。それは君が見つけた唯一の道具だった。そして、あの迷路の中で君は……
…黙れ。
ふむ…その過去を直視したくないのか、それとも自分の命が60タガンバしかないことを認めたくないのかな？
僕が思うに、どっちも正しい答えじゃないな…君がそれを直視しようとしないのは、それが君の弱さを証明するものだからだろ？
弱い奴が危険を冒したりするか？
ああ、確かに君は危険を冒すのが好きだ…でも、なんだかんだで余計なものを手放そうとしないじゃないか。この美しい夢の中でさえ、君は自分の体で「死」を試す勇気しかない。
あの同行者たちは君の切り札として、もっと大きな役割を果たせたはずだ。ファミリーの汚点は探せばいくらでも出てくる。少しの犠牲だけで…「オパール」ならとっくに解決してただろうね。
残念ながら君は彼には及ばない。でも君がそうしていれば、こんなことにはならなかったはずだ…どうしてそうしなかったんだい？職業倫理からじゃあないだろ？
君が言った小細工 は確かに効率的かもしれない。でも、僕はそれができないんじゃなくて、そうするつもりがないんだ。わかるかい？
だって…不公平な対戦なんて楽しくないだろ？
「公平」…フッ、まるで君の相手が君に対して公平であるかのような物言いだね。状況は明らかに君が不利なのに、なんでそんなに余裕があるのかな…あの仮面の愚者の言葉で、君は一体何に気づいたんだい？
彼女は僕にすべてを覆せるほどの答えをくれた。
ふん、すべてを覆せるだって？
つまり──テーブルのすべてを消し去るってことか？
……
…それは反則だろ。
引き続き子供を追いかける
この葉っぱを持ち帰ったら──新しい花が咲くかな──
█ █記███失██った物█憶██ █調べる
あなたの未来は永久に存在しない
あなたの未█は██ ██ █永久█に█存在███しない
████ █ ██は█久█に█存在し██ない
████ █来は█ ██ █存███ █しな█ ███い
あなたの未███ █ ███は█永久█ ████ない
█来█永█久に███存████在███████
あなたの未█は██ ██ █永久█に█存在███しない
████ █ ██は█久█に█存在し██ない
████ █来は█ ██ █存███ █しな█ ███い
あなたの未███ █ ███は█永久█ ████ない
█来█永█久に███存████在███████
……
実に形容し難い顔をしてるね。母さんが君に残したこのお守りは純金で作られてるのに、どうして売ろうと思わなかったんだい？
そうすれば、君と姉さんはしばらく普通の生活を送れてたはずなのに。今考えれば、それがより良い選択だったとわかるはずだ。
母さんは2つのアクセサリーしか残してくれなかった。1つはネックレス、もう1つはお守りだ。3つ目はない。
君はいつもそう言ってるけど──本当は後悔してるんだろ？その2つを売らなかったことを。
関係ない話を持ち出すな。
はあ…わかった。ところで、あの時姉さんが言った言葉は覚えてるかい？「あなたは地母神の祝福を受けた子供で、一族を幸福に導ける。だから、ちゃんと自分の身を守って、苦しみや貧困を憎まないで」
きっと今でも耳に残ってるんだろう？君は良い子ちゃんだから、絶対に忘れたりしないはずだ。
そう、君は覚えてる。姉さんの最期がどんなに惨めだったかも、背後から聞こえる鋭い笑い声がどんなに心を抉ったかも…姉さんに言われた通り、後ろを振り返りもせずに逃げたことも。
クク…一生の後悔だね。
いい加減にしろ…他に話すことはないのか？
話を遮られたのはこれで2回目だ。君は本当にわかりやすいね。
ようやく君の考えが理解できたよ…ふん、本当にイカれてる。
「最後にはこの美しい夢を引っくり返して、最も盛大な死を創り出そう」一これが君の主張だ。最初から最後まで、何も変わってない。
あの星核から始まって、ロビンの声の喪失、2つの殺人事件、サンデーとの交渉、さらにあの仮面の愚者のヒントに至るまで、ある1つの文字だけが君の興味を掻き立てていた。そして今それは、君の手に握られている……
…でも、果たして誰の「死」なんだろうね？
ダイスの目が出ればわかるさ。
いいだろう、じゃあ僕のために観客席を空けておいてくれ。君がどれほどの力を持っているのか見てみたいんだ。ああ…でも、やっぱりちょっと気になるなぁ。
もし最初からやり直せるとしたら…君は、また地母神に祝福された子供になりたいと思うかい？
……
逃█げる逃げ██迷█宮██逃げる███ █過去█ ██逃げる█ █
落伍者捨て子自己中なクズ何の取り柄もない臆病者殺人犯ギャンブル狂幸福を賜りし者捨て子負け犬選ばれし者母なる神の寵児狂人殺人犯幸福を賜りし者落伍者捨て子負け犬何の取り柄もない臆病者殺人犯選ばれし者自己中な██ ██幸福を賜りし者捨て子負け犬選ばれ師者█ ██伍者捨て子何の███ █もない臆病者殺███ █ギャンブル狂幸福を賜りし者█捨█ █ █クズ負け犬██選ば█し者█母なる神█ ███ █負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬███ ████ ██████████████████ ███ ██████████ ██████████ ██████████ ██
今回は静かだな。ようやくあいつが消えたのか…それとも僕が消えようとしてるのか。
幼い█エヴィキン█ ███少年█に追いつく█ ██
█ ██ ██ █注意力は完全にあの█ ███ █エヴィキンの少年に奪われた。彼は一体██ █ ██ █何者だ？まだ時間はある。█ ███ ██を追い、何██ ███ ██ ██を聞いてみよう。
やっと…出られた。
帰るの？──でも僕、まだ帰りたくない──
ピンボールマシンで対岸に渡る
ここ楽しいなぁ──ずっとここにいたい──
奥へ進む
お兄さん…なの？革靴の音が聞こえる……
あっ…本当にお兄さんだった。
子供と話す
なんでかわからないけど、お兄さんを見てると不思議な感じがするんだ…興味がわくっていうか、なんかウズウズするっていうか。
もっとお兄さんのこと知りたかったのに、もうお別れしないとなんて…お兄さん、楽しかった？
君は…帰るのかい？
うん、そろそろ帰らないと。暗くなってきたし、雨も降りそうだから。みんなに心配かけるわけにはいかないしね。
君の家は…どこにあるんだ？
おかしなこと聞くんだね。家はお父さん、お母さん、お姉ちゃんがいる場所……
…この夢だよ。
……
この遊園地…この夢は本当に穏やかだよね。だからみんなここが大好きなんだ。
でも、お兄さんは嫌いなんだよね？どうして？
…彼らがここにいないからだよ。
じゃあ彼らはどこにいるんだ？
……わからない。
わかってるくせに。答えに意味がないだけだろ？
……
認めた方がいい、君は疲れてるんだ。
僕たちは疲れてる、だからここに残ろうとしてるんだ。彼も…僕も。
君の「過去」…そして「未来」としてね。
どのくらい残るつもりなんだ？
永遠にさ。僕たちは君と一緒に、永遠にこの夢の中に残る。
…これは死を覚悟した人に捧げる最大の敬意だよ。
……
相手の意表を突くのは滅茶苦茶なやり方だけど、君にとっては珍しいことじゃない。なぜなら、「自分の命」は君がいつも真っ先に投げるチップだからね。
君は真犯人が誰なのかも、遺産なんてものにも興味がない。ただ公正に仕事をするカンパニーの社員として、ファミリーのテリトリーで辛酸を舐め、熱い枷をはめられ、ステージの中央に押し出されることだけを望んでいる……
そして、この宴の「3人目の犠牲者」になろうとしてる。
…僕にはできる、それも完璧にね。
そりゃあできるだろうね。君の幸運は、きっとちょうどいいタイミングで君を助けてくれる。1つの星核と1人の使令…ただそれだけの話だ。
これでカンパニーもテーブルに着く資格を手に入れられる。そして君も果てしない渦の中から抜け出して、夢にまで見た救済を得ることができる。
別に初めてじゃない…これは君の一番得意な、一番望んでいるやり方だ。このドタバタ劇は「死」で始まり、「死」の中で幕を閉じる。
…だから「ダイヤモンド」は君を選んだのか？
彼が欲しいのはピノコニーだけだ。手段も代償も厭わない…具体的な人間とも関係はない。
それは大変そうだね。
急に思いやりが出てきたけど、良心が痛んだのかい？
僕は結局、君の自我の中から生まれた存在だからね。投げ出したチップを取り戻すことの難しさはよくわかってる。
僕は君がすることを止められない。君が行く場所も…僕たちには変えられない。
覆水盆に返らずってやつさ。僕たちにできることは、すべてのチャンスを掴んで1秒でも多く勝ち取ることだけだ。
ああ。残念ながら、人は一生正しい決断だけをすることはできない…たとえ常に幸運が味方しているとしてもね。
君は常に勝ち続け、負けたことがない──でも、どうして君なんだ？どうして…君じゃないといけなかったんだろう？
もし幸運な人の奇跡が、彼の愛するすべての人、さらにはそれ以上に多くの人の不幸の上に成り立っているとしたら……もし君のもたらす雨が地母神の慈悲と恵みの象徴なんかじゃなく、何度も訪れる無意味な死でしかないとしたら……
…そうだとしたら、僕たちは一体どれだけの過ちを犯して…この世に生まれてきたんだろう……？
……
…その終点に辿り着いたら、僕たちの迷いも答えが得られるかもしれない。
ふん…わかった、僕は先に行くよ。この先 で君を待ってるから……
最後の時間を使って、この子 にちゃんと別れを告げるんだ。できる限り……
…後悔なく死ねるようにね。
……
これで…残ったのは僕たちだけだね。
僕の写真を撮ってくれる？記念にしたいんだ。
…うん、いいよ。
███ █に██カカワーシャ█ █ ██写真を撮る
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██████ ████████ █████ ███
よかった、これで僕も自分の姿を見られる。
今度写真を撮る時はレンズを見た方がいい。そうすれば、もっと自然な表情になるからね。
うん、そうする！それで…お兄さんもそろそろ帰るの？
僕はまだ帰れないかな。
ここでまた…別のショーをするからね。
ふぅん…じゃあもうすぐステージに立つんだね？
なら行こう、ステージのところまで送ってあげる！
…ああ。
記念写真
舞台に上がって、怖がらないで、振り向かないで
舞台に上がって
怖がらないで
振り向かないで
怖がらないで
振り向かないで
お兄さんって役者さんだったんだ…道理で綺麗な服を着てると思った。
いや、実は僕は…商人なんだ。でも、ここでショーをするんだよ。
黒い服を着た人たちみたいに？でも、お兄さんは黒い服を着てないよね。
あの服を着てるのは一般のスタッフだけなんだ。僕のポジションは…彼らよりずっと上だから。
すごいなぁ。僕もお兄さんみたいにカッコいい大人になれるかな。
なれるさ。
君なら…きっと僕よりずっとカッコよくて、すごい人になれるよ。
緞帳裏に立つ
この幕の裏がステージだよ……
もうすぐ出番だけど、準備はいい？公演がうまくいくよう祈ってるね。
ありがとう。
まだ緊張してるみたいだけど……
よし、じゃあ「手のひら合わせ」しよう。地母神の加護があれば、お兄さんも気が楽になるはずだから。
「手のひら合わせ」はちょっとした儀式なんだ。手のひらを合わせてマザー・フェンゴに祈りを捧げると、マザー・フェンゴが祝福してくれるんだよ。
知らないなら僕が教えてあげる。
大丈夫、知ってるから。
…勿論ね。
……
ここでお別れだね、カカワーシャ。もうすぐカティカ人が来る。
どうして？カティカ人は僕たちのお金も、食べ物も奪って、お父さんとお母さんまで殺したのに…これ以上何が欲しいの？
カティカ人は血に飢えていて、残忍で欲深いの。彼らはすべてを手に入れたいと思ってるから、何も得られないままなんだよ。
これは計略であり、復讐でもある。覚えてる？今日は「カカワ」の日…そう、あなたの誕生日なの。
彼らはエヴィキン人がこの日に必ずお祭りを開くことを知ってる。この雨を利用して、彼らは私たちの荷車を壊し、すべてを奪いに来る。
でもカティカ人たちは、今回私たちが抵抗しようとしてることも、空から来た黒い服の人たちが私たちの味方をしてくれることも知らない。彼らがいれば、カティカ人に勝ち目はない…必ず自分たちの傲慢さの代償を支払うことになる。
この雨がなければカティカ人は行動を起こさないし、私たちもチャンスを掴めない。これは全部地母神のお恵みなの。そして、あなたは「カカワーシャ 」…あなたの幸運が、お姉ちゃんが成功するよう守ってくれるんだよ。
で…でも、誰か死んじゃうかもしれないし、お姉ちゃんだって危ないし…これのどこが幸運なの？どうしてこんなことするの……
エヴィキン人は必ず仇を討つ民族だからだよ。地母神が私を呼んでる…お父さんとお母さんも私を待ってるから、応えないといけないの。でも、地母神はあなたが生き残れるよう幸運を授けてくれた。
あなたが生きている限り、エヴィキン人の血が絶えることはない。だから逃げて、カカワーシャ。怖がらないで、絶対に振り返っちゃダメ。山の向こうへ行くの。雨はあなたと共にある、きっとあなたを守ってくれるから。
そして、私たちは次の「カカワ 」のオーロラの下で再会する……
「地母神があなたのために三度瞳を閉じますように……」
「あなたの体を流れる血が永遠に巡りますように……」
「旅がいつまでも平穏でありますように……」
「…計略が決して露見しませんように」
さようなら、カカワーシャ。
……
「スターピースラジオが本日のニュースをお伝えします。カンパニー市場開拓部のスポークスマンによると、無主星区ツガンニヤで小規模な反乱が起きたとのこと。現在、状況はコントロールされている模様です──」
「反乱を起こしたのは『カティカ』という部族で、この部族は長い間カンパニーに対して不満を抱いており、市場開拓部の現地での活動にも深刻な悪影響を与えていました──」
「『カティカ』はカンパニー保護下にある『エヴィキン』族に大規模な襲撃を仕掛け、判明しているだけでも6728人が死亡、3452人が行方不明となっています。負傷者は現在、医療救助組織『トラウマ・フロント』が受け入れており──」
「スポークスマンは、この『深刻な人道的災害』に深い哀悼の意を示すと共に、全星間市民に向けて本件に関する重要なスピーチを行いました──」
「最後、彼は『私たちが生まれながらにして持つ基本的権利を守るため、生死、種族、思想にかかわらず、存護の大槌はすべての生命に振り下ろされるでしょう』と述べました……」
……
カカワーシャ？
……
…さようなら。
ステージに立とう
よし──役者の準備は整った。いよいよショーの始まりだ。
この公演は君に捧げよう。これが君に忘れられない思い出を残してくれることを祈ってるよ……
…「カカワーシャ」。
……
ああ、そうでした。行く前に1つ個人的な質問をさせてください。
アナタは…本当に、この世界を自らの手で滅ぼしたいのですか？
仮に──あくまでも仮定の話だけど──僕がダイスを振るたびに、毎回この結果になる可能性があるなら……
きっと僕は喜んで賭けるだろうね。