「ロビン」の視点に切り替え中……？ 
フィルムランドの騒動で一時的に混乱に陥るピノコニー。ロビン(？)はそれを機にプレゼントを配り始めた……
…先ほどの奇妙な光景は、クラークフィルムランドの機械の故障によるものです。ファミリーがすぐに現場を封鎖しましたので、怪我人は出ていません。皆さん、どうかご安心ください。
あれは絶対に映画の撮影なんかじゃないよ！たくさんのチップが空から降ってきて、1枚拾ったんだけど、あっという間に跡形もなく消えちゃったんだ！
あの、それってクラークフィルムランドの事故のこと？
ん？そうだけど、どうして…ロ、ロビンさん！？見間違いじゃないよね？
フフ、緊張しないで。美しい夢の旅に変な思い出を残してごめんなさい。あなたが言っていたチップのことが気になって…もう少し詳しく話してもらえないかしら？
うん。その…よく見るチップだよ。カラフルで、ジャラジャラーって雨みたいに降ってきたんだ。
そして、そのチップはそのまま消えてしまったのね？う〜ん…それはたぶん、アイリス家が長い時間をかけて準備してきた「擬夢技術」ね。
えっ？ロビンさん、それって…あのチップは全部演出だったってこと？でも、僕は確かに──
シーッ──これはまだ公開されていない技術なの。本当は調和セレモニーでお披露目するはずだったのだけれど、思わぬ形で外に漏れてしまったみたい。
秘密にしておいてくれないかしら？その幻のチップの雨は…私の公演で使う予定のものだから。
そ、そうだったんだ！それなら納得だよ。調和セレモニーを成功させるためだもん、全力で協力するね！
ありがとう！お返しに、ちょっとしたプレゼントをあげるわ。
このボタンは……
調和セレモニーの特定のタイミングでそれを押せば、サプライズがあるかもしれないよ〜
さて、他のゲストも困っているみたいだから、私はこれで失礼するわ。引き続きこの夢境を楽しんでね。
「プレゼント」を配って人々を宥める
たとえアベンチュリンが命と引き換えにピノコニーのファミリーの暗い秘密を明らかにしたとしても、ファミリーは一致団結して事を進め、調和セレモニーまでのカウントダウンが止まることはない。これもすべてあなたのおかげだ──(一時的な)ファミリーの一員として誇らしいことである。今のあなたの一挙手一投足は、ピノコニー全土の人の心に影響を及ぼすことだろう。
さて、そろそろ出番だ──「ロビン」。
さて、そろそろ出番だ──「ロビン」。
こんなにたくさんの人が話題にしてるなんて…フィルムランドの騒ぎは本当に大きかったみたいね……
オムニックの客人に話しかける
ファミリーは夢境におけるゲストの安全を約束しています。ですが、私はこの目で見たのです──有機生命体の一団がフィルムランドに向かい…その後、空が切り裂かれ、虚空から黒い雨が滲み出てきたところを。
ファミリーから納得のいく説明がなければ、私はすぐにでも妻を連れて現実世界に戻ります。夢境が楽園でなくなれば、ここに留まる理由もありませんから。
どうやらなかなかの場数を踏んできたようね。招かれざる客が夢境に入り込んだのは間違いないけれど……
彼らのターゲットは一般のゲストじゃなくて、カンパニーの使者よ。ファミリーは何があっても絶対にゲストたちの安全を最優先に考えるわ。
ロビンさん、ハウンド家がフィルムランドを封鎖したことは知っています。ファミリーならこの事態を適切にコントロールできるでしょうが…そんなことをしても何の役にも立ちません。
ファミリーは名誉を守るためにあらゆる手を尽くすでしょう。ですが私は客として、自分の命を賭けたいとは思いませんので。
でも見ての通り、今回の事故では、一般人は誰も影響を受けていないわ。
夢境は約束したような完璧なものではないかもしれないけれど、ファミリーが治めている美しい夢よりも安全な場所なんてない。このことはあなたのほうがよくわかっているでしょう。実際こんな事故が現実世界で起きたとしたら、どれだけの人が無事でいられるかしら？
……
ここに残っても構いません。ですが、覚えておいていただきたい。客がビノコニーに来るのは夢境を楽しむため…ファミリーとカンパニーのいざこざに巻き込まれたくはありませんので、今後は余計なトラブルが起きないようにしてください。
ええ、もちろん。調和セレモニーの開幕が目前に迫っているんだもの、私たちも準備に全力を尽くすから安心して。お詫びの印として、ファミリーからゲストにちよっとしたプレゼントを用意したの。素敵なゲストさん、理解してくれてありがとう。
ハウンド家の二人に話しかける
こんにちは。いきなりごめんなさい、ここで何かあったの？
ああ、大したことじゃないんだ。クラークフィルムランドのリハーサルで事故があっただけだから、ゲストの方はご心配なく……
おい！このバカ！ロビンさんを知らないのか？誰と話してると思ってるんだ！
えっ？も、もも申し訳ありません！ハウンド家に移ってから日が浅く、その、街での仕事に不慣れなもので、気がつきませんでした…大変申し訳ございませんでした！
そんなに緊張しないで、お仕事お疲れ様。今の状況は…どう？問題ないかしら？
ご報告いたします！フィルムランドはすでに封鎖しました。ゲストのほとんどは夢の中の奇妙な光景に慣れているので、今のところ危険はありません。すぐに秩序回復できるものと思われます。
ロビンさん、ご安心ください。我々も巡回を強化して、何も問題が起こらないようにいたしますので。
あなたたちのことは信じているわ。でもフィルムランドで起きたことについて、ハウンドの皆さんはどう思っているのかしら？大丈夫だから、本心を教えてちょうだい。
それは……
実は事件が起きる少し前に現場にいたのですが…カンパニーの使者がよからぬことを企んでいるというのは本当なのですか？それに、あの巡海レンジャー…いとも簡単に空を切り裂きました……
はあ、ロビンさん…正直に申しますと、みんな心配して噂しています。これほど多くの派閥がピノコニーに集まるだけでも、人々を不安にさせているというのに……
あなたたちのファミリーへの忠誠に感謝するわ。宴の星は今、確かにちょっとしたトラブルに見舞われている。あのカンパニーの代表は…ピノコニーの所有権を取り戻そうと、強硬手段を執る準備までしていたの。
もちろん、ファミリーは同意してないわ。交渉が決裂した結果は…あなたたちの見ての通りよ。
なるほど。カンパニーの社員は夢境に入ることを禁じられていると聞きましたが、それが理由だったんですね。それで、騒動を起こした奴は捕まったんですか？
安心して。サンデーが彼の行方を追ってるから、すぐに結果が出ると思うわ。でもこうなった以上、カンパニーも簡単には手を引かないでしょうから…夢境の秩序の維持は、あなたたちに任せるわね。
ご安心ください、ロビンさん。しっかり任務を遂行して、カンパニーの連中の思い通りにはさせませんから！
面倒をかけるわね…もし他のメンバーが不安を感じていたら、私の言葉を伝えてちょうだい。夢境を守るには、みんなで協力して頑張らないといけないから。
これはアイリス家がゲストたちのために用意したプレゼントよ。よかったらあなたたちも受け取って。調和セレモニーで開ければ、思いがけないサプライズがあるわ。
ロビンさんからプレゼントをいただけるなんて…まるで夢のようです！あ、いや、私はもう夢の中にいるんでしたね。
本当に誰かが因縁をつけてきたとしても、我々は戦うことを恐れません。ご安心ください、夢境の平和と秩序はハウンドが守りますので！
ゲストに話しかける
ロビン…さん？あの宇宙に名を馳せるスーパースター──ロビンさんですか！？
こんなところでファンに会えるなんて光栄だわ。美しい夢に満ち溢れた世界、ピノコニーヘようこそ。
まさか本物に会えるなんて…い、今は調和セレモニーの準備をしてる最中じゃないんですか？
ステージの準備はもちろん大切だけど、セレモニーを開催するのは皆さんにデウムのハーモニーを伝えるためだもの。皆さんと一緒に歌える機会があるなら、拒んだりはしないわ。
さっきの事故で、一部のゲストには嫌な思いをさせてしまったから…ファミリーの一員として、皆さんに謝罪するのは当然でしょう。
あ…あれは本当に事故なんですか？僕、雨のように降ってくるチップを見ました。それから空を切り裂く赤い光も…特殊効果にしては少しリアルすぎませんか？
あの気前のいい男性にも会いましたが、様子がおかしくて、ずっと独り言を吃いていました…それも脚本の一部なんでしょうか？
皆さん、どうか慌てないで。ファミリーが皆さんに満足のいく返事をするはずだから。
いくらロビンさんにそう言われても…とても信じられません……
……
はあ…どうしても忠告を聞き入れない人っているわよね。キリがない…私も疲れちゃうわ。
ロビン…さん？
でも乗りかかった船だし仕方ないか。私、い・い・ひ・とで有名だもんね？
……
あれ、今何をしてたんだっけ……？あなたは……
このプレゼントを受け取って、ゲストちゃん。これはファミリーが君のために特別に用意したものなんだよ〜
しっかり持っててね、調和セレモニーが始まるまで。そして──演目のクライマックスで、周りの人と一緒にこのボタンを押すの……
もしかしたら…すごく面白いことが起こるかも？