あなたたちはゲーテレストランで短い休息をとった。そろそろ仲間と再び合流する時間だ。
オレグが手配した滞在場所に行く 
鉱区での騒動はひと段落した。「地炎」のボスであるオレグは、手助けのお礼として、協力することを承諾してくれ、一行が滞在できる場所を手配した。
だが、前回偉い人が手配してくれたホテルで、襲撃されたのが昨日のことのように思われた。
列車に戻り、パムにトラップ爆弾を用意してもらうのはまだ間に合うだろうか…
だが、前回偉い人が手配してくれたホテルで、襲撃されたのが昨日のことのように思われた。
列車に戻り、パムにトラップ爆弾を用意してもらうのはまだ間に合うだろうか…
ゴーディーと話す
あら、あんたたちがオレグさんの客？ゲーテレストランへようこそ。
「ゲーテ」…？
あっ、上層部の立派なゲーテホテルを見たのね？
うぅ、嫌な思い出が蘇ってきた……
あそこは「レストラン」の支店よ。数百年前、ゲーテ家の先祖が何の元手もなしに事業を起こしたの。自分はいつか成功するって信じながらね。
で、その夢はやがて叶い、地上にも支店を開いたってわけ。
…夢を叶えるために努力したんだ。何だか、ウチらも頑張らなきやってなるね。
オレグさんからは、よくもてなしてくれって言われてるわ。はい、ルームキーよ、一番くつろげる部屋を用意したからゆっくりしていって。
ねね穹、どうする？もう寝る？それとも周りを歩いてみる？
疲れた、部屋に戻って休もう。
ゲーテレストランで休む
鉱区での騒動はひと段落した。「地炎」のボスであるオレグは、手助けのお礼として、協力することを承諾してくれ、一行が滞在できる場所を手配した。
この「レストラン」の内装は簡素で、悪者が身を隠せそうな場所は全くない、思わず家のような温かさを感じた。
いずれにせよ「地炎」が用意できる1番快適な滞在場所である…不満を言わず、安心して休もう。
この「レストラン」の内装は簡素で、悪者が身を隠せそうな場所は全くない、思わず家のような温かさを感じた。
いずれにせよ「地炎」が用意できる1番快適な滞在場所である…不満を言わず、安心して休もう。
列車組と話す
やっと一休みできそうだね。今度こそ、無事に朝を迎えられますように。
あのオレグっておじさん、誠実そうな人だったよね──二人はどう思った？
いい人そうだった。
……
「測り難きは人心」とか言わないんだ？
……いつも理屈を並べ立てるわけではないからな。
俺の思うに、警戒は怠らないほうがいい。
うん、丹恒の言う通りだね。この前もホテルで裏切られたばかりだし。
ならば、今夜の見張りを決めるとしよう。
み、見張り？そんな前時代的なことやるの！？あれってファンタジー小説の冒険団がやるようなことでしょ？
ふ…ふあー、急に眠気が……
元気そうだけど。
無理無理！徹夜なんてしたことないんたから！お肌にどんだけ悪いか知ってる？
私にやらせて。
ブローニャ、オレグさんとの話は終わったの？意地悪なことされてないよね？
大丈夫。でも話が上手く啮み合わなくて、納得出来ない部分もあった。
一度に大量の情報が頭に流れ込んできたから、今夜は眠れそうにないの…もし私のことを信頼してくれるのなら、見張りは任せて。
信頼してないわけじゃないけど、ブローニャを1人にするのが心配で…だってシルバーメインの一員だし、ウチらよりトラブルに巻き込まれる可能性が高いでしょ。
確かに、その可能性はあると思う…シルバーメインは、ここの人たちに苦痛をもたらしてきたから。
もし誰かがカカリア様を止めていて、その結果を教えていたなら…いや、今さらこんなことを言っても意味はない。
心配しないで。「地炎」のオレグは身の安全を保証すると約束した。彼のような人物なら、きっと約束を守ると思う。だから、あなたたちは早く休んで。
部屋で休む
| ベッドの感触はあまり柔らかくないが、上層部のホテル内装の冷たい感じと比べると、家庭的な部屋である。 |
眠い…今日こそちゃんと眠らないと。
夢
あの子を失ってしまった…私の「願望」も貴様らが言う計画も…何の意味がある？
苦しみを捨てよ…悲しみを捨てよ…無用の感情を捨てよ…
黙りなさい！私の娘だったのにたった一人の…
魂のない貴様らに何が分かる？永遠に分からないわ…永遠に！
そなたは彼女を失っていない…彼女は向こう側でそなたを待っている
「新世界」…
立て…守護者…
成すべきことを…「母」としての願望を成すのだ
部屋で目覚める
（またあの声が聞こえる…不気味な夢だ）
（もう眠れそうにない、散歩にでも行くか）
気晴らしに出かける
今夜は足音に眠りを邪魔されることはなかったが、夢の中の奇妙な囁きに飛び起きてしまった。
ここ数日、いつもこの悪夢を見る。この異常のせいで、あなたは不眠症になりつつある。
無理に寝ようとしても焦りが増すばかりである…眠れないのなら、気晴らしに出かけよう。
ここ数日、いつもこの悪夢を見る。この異常のせいで、あなたは不眠症になりつつある。
無理に寝ようとしても焦りが増すばかりである…眠れないのなら、気晴らしに出かけよう。
外に出る
そこにいるのは誰ッ！
…なんだ、あなただったの。次は後ろから近づかないで、私が武器を持ってたらケガを負わせていた。
あなたも眠れないの？
今後のことを考えると、胸がざわざわする。
私も同じ。自分ではどうにもできない感じがすごく嫌…
今は誰もいないし、この機会に…ーつ聞いてもいい？
もし「星核」を見つけることができたら、確実に寒波を止められるの？
確実に止められる！
そんなに自信あるんだ。逆に不安になってきた…子供が雪だるまを作るみたいに、簡単なことじゃないと思うけど。
本当は、あなたたちの言葉をそう簡単に信じられそうにないの。ベロブルグで生きる人にとって!あまりにも想像ができない話だったから……
カカリア様の命令こそ──つまり、あなたたちを捕らえろという命令こそが、私にとりて合理的なものだった。でもカカリア様は最初、そういった命令を下していなかったのも事実…
きっと、あなたたちの中に何かを見てしまったんだと思う…私には見えていない何かを。このことが、私を悩ませている……
何があったのかは分からないし、急に態度を変えた理由も不明…でも、命令は命令。軍人は命令を疑ってはいけない。
ブローニャの立場では仕方ない。
弁解の余地をくれるんだ、ありがとう…でも、私自身も何度か疑ったことがあるの。最終的に、いつも責任感のほうが勝つてしまうんだけどね。
これまで、上層部の兵士たちが前線で何人も命を落としてきた。それでも、裂界の広がりは一向に止まらない。
カカリア様は、すべてのシルバーメインを前線に移動させた。上と下を往来する道を封鎖し、供給と地髄の交換を行う道だけを残した。そして私も、その決定を受け入れた……
まさか、シルバーメインを失った下層部が、これほどまでに苛烈な環境になるなんて…お母様の判断は間違っていたのかもしれない……
でも、私ではあの方の考えを変えることができないの。過去に進言もしたけど、聞き入れてもらえなかった。もう、どうしたらいいのか、私には分からない……
俺たちが力になる。
私と一緒に守護者様を説得する気？でも、お母様はそう簡単に考えを変える方じゃない。それは私が誰よりも知っている。
考えれば考えるほど、迷走してしまう。進むべき道が分からなくなるの…私はただ…べロブルグの民に、良い暮らしを送らせてあげたいだけなのに……
1人では、世界の終末を止められない。
…あなたの言う通りかもしれない。私も…もう少し考えてみる。
ねえ、散歩に付き合ってくれる？下層部を歩いてみたいの、今はしばらくこの悩みを忘れたい。
ブローニャと歩きながら話す
外には同じように眠れないブローニャがいた。
不眠症の患者はひかれ合うのだろうか…今ならわかる、この言葉は決して冗談ではない。
ブローニャと会話して、何を心配しているか聞いてみよう。
不眠症の患者はひかれ合うのだろうか…今ならわかる、この言葉は決して冗談ではない。
ブローニャと会話して、何を心配しているか聞いてみよう。
街を歩く
こうやって歩くのはいつぶりだらう…まさか知り合って間もない人と、慣れない町を歩くことになるなんて。
ここは静か過ぎて、少し落ち着かない…はあ、周りが静かだと、頭の中の騒音が大きくなる。
大鉱区の流浪者たちが罪のない採掘者たちを襲ったのも、きっとやむを得ず仕方のないことだったんだと思う。
ただ理由はどうあれ、悪事に手を染めたことは事実。はあ、こんな複雑に絡み合った状況の中で、秩序を守る者はどう公正と情理の天秤を守れば……
…手持ちの物資はどれくらい持ちそう？
今のは…ゼーレの声？
穹、見に行きましょう。
ゼーレと話す
…分かった。リベットタウンまで行って、物資を取ってくる。
でも1人じゃ危ないわ。オレグに言って、誰か人を寄越してもらったら？
おじさんたちだって何日も寝でないんだし、休ませてあげないと。それに無理して付いてこられても、足手まといになる。
アンタも言ったでしょ？ひどいケガを負った鉱夫がいるって、今は一刻を争う事態だから……
何かあったの？
なんで休んでないの、ってか、こんな時間に何してんのよ？
…まさか、やましいことでも企んでるんじゃないでしょうね？
眠れないから散歩していただけ。証拠もないのに決めつけるのはやめてくれる？
あっそ、じゃあ、あっちに行って──
待って、ゼーレ。この人たちなら、君の力になってくれるかもしれない。
ナターシャの頼みなら喜んで。
ふふ、ありがとう。
実は、前の鉱区事件で負傷者がたくさん出てしまったの。それで診療所は常に満員状態。君たちが騒ぎを収めた後から、私とゼーレは負傷者の治療に掛かりっきりなのよ。
君たちも知っての通り、地下の資源は豊富じゃない。そして、診療所の医療物資も残りわずか。だから、どこかで調達しないといけないの。
地下に他の町もあるの？
はっ、他の町はここより状況が悪いのよ。
鉱区に流浪者が増えたのも、裂界が地下にまで広がったのが原因よ。あちこちうろついてるモンスターどものせいで、どの町も被害を受けてる。
生きるために必要な設備も裂界に吞まれてしまった。その中から何かを取り出そうとすれば、命を落とす危険だってあるんだから！
…興奮しすぎよ、ゼーレ、体に良くないわ。
私もゼーレも、この町で育ったわけじゃないの。北にある工業の町から来たのよ。令は、町の中心部がほぼ裂界に侵蝕されているわ。
元々はそこで孤児院兼診療所をやっていたんだけど、侵蝕が発生して、仕方なくこのボルダータウンにやってきたってわけ。より多くの人を治療するには、自分が生きていなきやいけないでしょ？
つまり侵蝕された町から、使えそうな物資を集めればいいってこと？それなら、私にも手伝わせて。
俺たちも力になりたい。
あなたも一緒に来るの？疲れてるみたいだけど。
待ちなさいよ！許可した覚えはないわ！
人命に関わることなら、人手が多いに越したことはないと思うけど？私も裂界には入ったことがあるし、きっと役に立つと思う。
フン、じゃあ…足手まといにならないでよ！
──ゼーレは拒んでいないわ、君たちの同行を認めたようね。大勢で行ってくれるのなら、私も安心できる。
じゃあ、必要な物資をリストアップしてあげるから待ってて。
リストアップ
行き先はリベットタウンよ。北の山道に沿っていけば、すぐ見えてくるわ。
まずは、そうね…骨を固定する鋼板と包帯が切れそうなの。リベットタウンの中心部に市場があるんだけど、住民たちが避難する時、まだ品物が積んであったわ。そこを探してみるといいわね。
次は医療用アルコール─汽船ふふ、これは孤児院にたくさんあるわ、子供たちがしょっちゅうケンカしてたからね。避難する時にそのままにしてきたから探してみて…ただ、期限が切れてないといいけど。
最後は鎮痛剤。古い実験室に在庫があるはずよ。懸念点は、モンスターに破壊されていないかどうかね……
これらがあれば、ひとまず十分だわ。ただ、くれぐれも気を付けて、無理はしないように。
鋼板と包帯、医療用アルコールに、鎮痛剤ね…覚えたわ、任せて。
夕方までには帰って来られるようにしましょう。ケガ人たちの治療が終われば、やっとワタシも患者たちの悲鳴地獄から解放されるわ。