スヴァローグから、この世界の真実を聞かされた──「存護」の義務を果たすべき守護者が、ベロブルグの人々に「星核」の情報を故意に隠していた。この残酷な真実は、間違いなくこの世界を揺るがすだろう。これからどうするべきか、慎重に判断しなくてはならない。
「地炎」が手配したガイドを探す 
どうやら、三月なのかと丹恒の仲裁により、「地炎」とナナシビトの目的は一致したようだ。今、一行の目標はハッキリとした。なるべくスヴァローグと平和的に交渉する。無理だったら、「地炎」も開戦の準備をする。
目標達成のため、オレグは一向にガイドを手配した。人選に関しては、なんとなく予想がつく――
しかし、約束の場所で待ち受けているのは、見慣れた紺色の姿ではなく、漆黒と混沌の化身だった…。
目標達成のため、オレグは一向にガイドを手配した。人選に関しては、なんとなく予想がつく――
しかし、約束の場所で待ち受けているのは、見慣れた紺色の姿ではなく、漆黒と混沌の化身だった…。
フックと話す
…フック、アンタのことだったの？
さすがのウチも予想外……
なるほど、モグラ党も「地炎」の……
あ、あたしがドスクロのフック様だ！何か用？
はぁ、あの、誤解だと思いますよ……
僕ですよ、皆さん、オレグさんが手配したガイドは……
僕は悲しいです…こんな小さな子供をガイドだと勘違いして、僕のことに思い当たらないなんて……
はいはい、そんなの気にしてどうすんのよ。逆に聞きたいんだけど、「地炎」の誰もがスヴァローグのアジトを知っているのに、アンタが案内する必要なんてあるの？
ほら、適材適所と言うじゃないですか。「地炎」はスヴァローグの拠点を知っているけど、入ったことはないですよね。
アンタは入ったことあるの？
…ありませんよ。でも、僕はあの機械仕掛けの集落をくまなく調べ、必ず役に立つであろう手がかりをいくつか集めました。
言葉と行動が矛盾しないようにしてほしい。
ちょっと、それはどういう意味ですか？このサンポほど言葉に誠実な者はいませんよ？
天地神明に誓って、サンポは常に誠心誠意を尽くしています──
はいはい！信じるから、はやく案内してよ。
──はい！では、しっかりついて来てくださいね。
スヴァローグの基地に繋がる門を開ける
残念なことに、今回もガイドをしてくれるのは、あの紺色の髪の友人らしい…。
正直なところ、本当に「ドスクロのフック様」が案内してくれた方が、サンポよりも安心できた――
しかし、選択肢はもうない…サンポの案内に従ってスヴァローグの基地に行こう。
正直なところ、本当に「ドスクロのフック様」が案内してくれた方が、サンポよりも安心できた――
しかし、選択肢はもうない…サンポの案内に従ってスヴァローグの基地に行こう。
移動中
ね、サンポ、まだなの？
お嬢さん、いくらなんでも1分に一回聞くのはひどすぎません？すぐそこですから、すぐそこ。
放浪者キャンプに入る
ここがスヴァローグのアジト？もっと物寂しい場所だと思ってたのに、凄く賑やかじゃん？
多くの流浪者は、一時的にここで暮らしているの。彼らの昔の住処は、裂界のモンスターに占領されてしまったからね。
スヴァローグのすぐ近くで寝泊まりするなんて、危険じゃないの？
危なくないわ。スヴァローグは確かに横暴だけど、人間をむやみに攻撃することはない。帰る場所のない人にとっては、むしろ安全よ。
……早々に引っ越していなければ、今頃ワタジもこの中の1人になっていたかもしれないわ。
門に向かう
凄く大きな門……よし、見てて！
ひらけ〜ゴマ〜！
それは何、パスワードなの？
童話に登場する呪文は、ここでは通用しないだろう。
言っていた手がかりは？
ちょうど言おうとしたら、三月さんが変な呪文を唱えだしたんですよ。
教えてあげましよう、この門の仕掛けは既に把握しています。スヴァローグのアジトには、誰もが出入りできるわけではありません。スヴァローグに会いたい人は、「認証」を受ける必要があるんです。
認証？
はい、認証を得た「遺探者」しか出入りはできません。スヴァローグの遺探者が地底で機械の残骸を集め、それをスヴァローグが修理しているんです。
まさにノーリスクハイリターン、もっと早く知っていれば…へへ、コースキボスと呼ばれていたかもしれません……
無駄話はいいから、どこで「認証」を受けるのよ？
簡単です。流浪者の近くにいるロボットが見えますか？あれこそスヴァローグの眼で、彼の指示に従ってここの秩序を維持しています。
流浪者の一挙手一投足を見守るほかに、「試練」を与えることも任務の1つです。「遺探者」になりたいのなら、あの口ボットたちのテストをパスする必要があります。
テストの内容は？
それは知りませんよ、僕はスヴァローグとやりあうつもりはありませんからね。皆さんがロボットに直接尋ねてみてください。
レベル1の認証を取得する
サンポは約束通り、スヴァローグの基地の門の前に連れてきてくれたが、ここで問題が発生した。なんと、この門を開けるには、認証ロボットから認証を集めなければならないことが判明した。
初めから教えてくれれば、行ったり来たりする必要はなかったのに――これがサンポと一緒に行動したくない理由の1つである。
しかし、選択肢はもうない…サンポと一緒に認証を取得しに行こう。
初めから教えてくれれば、行ったり来たりする必要はなかったのに――これがサンポと一緒に行動したくない理由の1つである。
しかし、選択肢はもうない…サンポと一緒に認証を取得しに行こう。
移動中
ここの人たち、まるでロボットに管理されているみたい……
地上では考えられない光景。上層部のロボットは、ただの道具に過きないのに。
スヴァローグを普通のロボットだと思わないことね。アイツは…何というか、凄く特殊なの。
認証ロボットと話す
コイツよね？
なんか…凄く簡素な造りだね。
起動できるのかしら？壊れてたりしないわよね？
ピ──ピ──
うわ！びっくりするじゃない。
プロトコル…起動。スキャン…開始…検証。
認証失敗…アクセス許可なし。「試練」を開始。
え？も、もう始まるの！？
「試練」第1開始、問題──
「内燃機関ラップ大会」のチャンピオンは誰？
内燃…何ラップ？そんなの知ってるわけないじゃん！
サンポ、答えを知っているか？
僕はもちろん…知りません！
もう、頼りになるのかならないのか、一体どっちなの？
はあ、僕は全知全能じゃありませんので、情報を集めないと何とも。ただ、そう慌てないでください…流浪者の話を聞いて回れば、思いもよらぬ収穫があるかもしれませんよ？
答えよ──「内燃機関ラップ大会」のチャンピオンは誰？
88ロックボトル
正解。
うわ！こ、これを当てちゃうの？まさか、ウチらに内緒でフェスに参加してる？
認証結果:成功。残り認証回数:2
右手を出してください。
右手？はい、何するの──ちょっと、いたた！
…これが認証マークなの？
いいですね。あと2つですよ、さあ行きましょう。
機械集落認証:レベル1
傍にいるイニス(88ロックボトル)の傍聴
レベル2の認証を取得する
サンポは約束通り、スヴァローグの基地の門の前に連れてきてくれたが、ここで問題が発生した。なんと、この門を開けるには、認証ロボットから認証を集めなければならないことが判明した。
初めから教えてくれれば、行ったり来たりする必要はなかったのに――これがサンポと一緒に行動したくない理由の1つである。
レベル1の認証を取得したから、急いで次のレベルの認証を取得しに行こう。
初めから教えてくれれば、行ったり来たりする必要はなかったのに――これがサンポと一緒に行動したくない理由の1つである。
レベル1の認証を取得したから、急いで次のレベルの認証を取得しに行こう。
認証ロボットと話す
ピ──ピ──
プロトコル…起動。スキャン…ちっ！毎回繰り返すの、めんどくさいな。
はあ？この鉄の塊、今なんて言った？
コイツ、凄くイライラしてるみたい……
うるさいな、はやく終わらせよう。レベル1の認証はあるか？ないのなら、時間を無駄遣いさせるな。
これのこと？ほら、見て。
そうそう、これこれ…問題を出すぞ、よく聞け。
問題──超小型水晶振動子はどのパーツに接続すべきか？
論理制御中枢
あ？当てちまったのかよ。
めんどくさいな、また仕事かよ。ほら、手を出せ。
なの、手を出して。
え？またウチ？あれ、凄く痛いんだけど！
──うわっ、いたたた……
よし、認証は残り1個だ。はやく行け、もう邪魔するなよ……
論理制御中枢に関する傍聴
レベル3の認証を取得する
サンポは約束通り、スヴァローグの基地の門の前に連れてきてくれたが、ここで問題が発生した。なんと、この門を開けるには、認証ロボットから認証を集めなければならないことが判明した。
初めから教えてくれれば、行ったり来たりする必要はなかったのに――これがサンポと一緒に行動したくない理由の1つである。
レベル2の認証も取得できた。残り1つだ、頑張ろう！
初めから教えてくれれば、行ったり来たりする必要はなかったのに――これがサンポと一緒に行動したくない理由の1つである。
レベル2の認証も取得できた。残り1つだ、頑張ろう！
認証ロボットと話す
ピ──ピ──
とりあえず、前回の認証を見せよう。
コイツ、なんかおかしいわね……
プロトコル…起、ききききき……
起動失敗。修復をををををを……
嫌な予感が……
修復失敗。コアモジュール破損、外部からの脅威を検知。
脅威を排除するため、戦闘モジュール起動。
は！やっと、頭脳労働じゃなくなったわね。ワタシがこの鉄の塊を直してあげるわ！
戦闘後
よし！これで大人しくなったわね？
システムを再起動してみよう……
…認証システム起動成功。右手を出してください。
はあ…またウチが痛い目に遭うんだね……
いったぁ〜！前のより痛いんだけど！これでラストで良かった……
これで入れるんだよね？へへ、スヴァローグの認証口ボットも大したことないじゃん！
本当に効果あるのかしら？戻って確かめるわよ。
スヴァローグの基地に繋がる門を開ける
サンポは約束通り、スヴァローグの基地の門の前に連れてきてくれたが、ここで問題が発生した。なんと、この門を開けるには、認証ロボットから認証を集めなければならないことが判明した。
初めから教えてくれれば、行ったり来たりする必要はなかったのに――これがサンポと一緒に行動したくない理由の1つである。
3つの認証を全て手に入れた、いよいよスヴァローグと対面する時だ。
初めから教えてくれれば、行ったり来たりする必要はなかったのに――これがサンポと一緒に行動したくない理由の1つである。
3つの認証を全て手に入れた、いよいよスヴァローグと対面する時だ。
門を開ける
ひらけ〜ゴマ〜！
ほら、このサンポ、役に立ちましたよね？オレグさんはとっくにこのことを──
はいはい、アンタのおかげだよ。
ボスにも言っておくから、今は黙っててちょうだい。
はい、では一言だけ。この先は未知の領域ですので、くれぐれも気をつけてくださいね……
行こう！スヴァローグを見つけて、事をはっきりさせなきゃ。
…もしもし、僕の言ったことちゃんと聞いてましたよね？
スヴァローグの基地に繋がる2つ目の門を開く
苦労して、やっと認証をクリアしたのに、ここには複数の門があり、せっかく1つ開けたのに、まだ別の門があったのだ。怒りの余り、あなたはこの門を勢いに任せて破ろうとすら思った…。
――しかしナナシビトともあろう人たちが好き勝手に入るのはどうなのだろう？あまりにも優雅さに欠ける。
仕方ない、あそこのエレベーターが動くかどうか見てくるか、門のそばのロボットに聞いてみよう。
――しかしナナシビトともあろう人たちが好き勝手に入るのはどうなのだろう？あまりにも優雅さに欠ける。
仕方ない、あそこのエレベーターが動くかどうか見てくるか、門のそばのロボットに聞いてみよう。
2つ目の門へ向かう
ちっ、なんでまだ門があるのよ！
構造からみて、さっきの門より複雑そう……
サンポ、これはどういうこと？
…サンポ？アイツは？
ええ？逃げられた、さっきまでここにいたのに！
…いつものことだ。
またあのロボット！スヴァローグに会うには、他の「試練」もパスしなきゃいけないわけ？
スヴァローグさんの訪問客を発見。
プロトコル…起動。スキャン…開始…検証。
気を付けて、また何か仕掛けがあるのかも。
また戦うの？私はいつでもいいわよ。
認証失敗…アクセス許可なし。
要求拒絶。クラーラさんから権限を貰ってください。
クラーラ？あ、ウチらが大鉱区で見かけたあの女の子？
あの子の立場って、何なんだろうね、彼女に権限を申請するなんて……
彼女はスヴァローグの家族。
「家族」…うう、ウチにはよく分かんないや。
悩んでいても仕方ない、クラーラを探しにいこう。
音声検索中、少々お待ちください……
エネルギーコアのベアリングが壊れている…早く直さないと、集落が真っ黒になっちゃう。
ティミー、再利用できる部品がないか、もう1回リベットタウンに行こうと思うの。いない時は、クラーラの代わりにしっかり門番をしてね。
音声検索終了、クラーラの命令を継続。
またあそこに戻るの？まさか、人探しのためにもう一度行くはめになるなんて。
あっ、ウチらと合流する前、別の町で観光してたんだっけ？
…アンタが思うほどいい場所じゃないわよ。
あそこに戻ってクラーラを探そう。
あの女の子が1人で裂界に行っていると思うと、心配になる。
彼女が、見た目ほどやわじゃないにしても……
アンタもやわな見た目してるわよ。よし、さっさと彼女を見つけるわよ。門の向こうで待つ、スヴァローグに会うためにね。
貯蔵室に行き、クラーラを探す
2つ目の門の権限はクラーラが持っているのだが、クラーラは物資を集めるために再びリベットタウンに行ってしまった。
さっきまであそこにいたあなたは、リベットタウンがとても危険な場所だと知っている。クラーラがロボットと一緒だとしても、幼い子供が1人でリベットタウンにいるというのは安心できない…。
自分がクラーラの家族であることを証明する時のようだ――リベットタウンに行こう！
さっきまであそこにいたあなたは、リベットタウンがとても危険な場所だと知っている。クラーラがロボットと一緒だとしても、幼い子供が1人でリベットタウンにいるというのは安心できない…。
自分がクラーラの家族であることを証明する時のようだ――リベットタウンに行こう！
リベットタウンに入る
こんな大きな町で、どうやって1人の女の子を見つければいいの？
クラーラは、機械の部品を探すって言っていたわよね。まずはナターシヤの貯蔵室に行ってみましょう。
壊れたロボットを調べる
これって、クラーラと一緒だったロボット？
…どれも一緒に見えるけど、なんで分かるのよ？
しっ、何か言ってるみたい、ほら──
…自己回復モジュールの初期化中…初期化失敗……
クラーラに…脅威が……
必ず…守る…
脅威？どういう意味よ？
工房…敵……必ず排除……
もしかして、工房にあのモンスターが現れたってこと?クラーラは……
まずい、彼女が危ないわ！はやく、工房を確認しに行くわよ、道は任せて。
「焼入れ工房」に行き、クラーラを探す
2つ目の門の権限はクラーラが持っているのだが、クラーラは物資を集めるために再びリベットタウンに行ってしまった。
さっきまであそこにいたあなたは、リベットタウンがとても危険な場所だと知っている。リベットタウンでクラーラの護衛をしていたロボットが壊れているのが見つかり、クラーラが1人で「焼入れ工房」に閉じ込められていることを知った…。
クラーラに危機が迫っている――すぐに工房に行き、クラーラを守ろう！
さっきまであそこにいたあなたは、リベットタウンがとても危険な場所だと知っている。リベットタウンでクラーラの護衛をしていたロボットが壊れているのが見つかり、クラーラが1人で「焼入れ工房」に閉じ込められていることを知った…。
クラーラに危機が迫っている――すぐに工房に行き、クラーラを守ろう！
クラーラを見つける
やっぱり、あっちに大物がいるわ！クラーラもいる、はやく助けるわよ！
ええ、今回は人数が多いから、怖くない。
戦闘後
大丈夫、クラーラ？ケガはない？
あ、ありがとうございます。大丈夫です、軽く擦りむいただけなので。
やっぱり、1人でうろちょろさせるんじゃなかった、危険すぎるわ。で、ここで何を探してたのよ？
基地の電源装置が不調で、早く直さないと集落のみんなが困ってしまいます。
この町に工房があることは知っていたので、来てみようと思ったんです。必要な部品は全部見つけたんですけど、モンスターに遭遇して……
幸い、皆さんが助けに来てくれました。クラーラはこのことをちゃんと、スヴァローグに伝えます。
彼に会いに行こうと思っていた。
…え？スヴァローグに会わなければならないような、重要なことがあるんですか？なら、クラーラが伝えます……
ダメよ、今回は直接顔を合わせて話したいの。連れて行ってくれるかしら？
でも…スヴァローグは他人との交流が苦手で。特に「地炎」の皆さんとは……
もちろん知ってるわ。でも、あまりにも話し合いを避けるから、今回は絶対に会うことにしたのよ。
…みんな下層部のために頑張っています。でも、スヴァローグは人間の感情ではなく、計算結果だけを信じています。
だから、彼のところには連れていけません…スヴァローグと対立すれば、ケガ人が出ます。無関係な人まで巻き込んでしまうかもしれません。
アンタって子は……
クラーラ、前に言っていたよね？スヴァローグの役割は、下層部を見守り、ここの文明を維持することだって。もし、私たちが同じ願いで協力を求めるなら、なぜ彼は拒むの？
クラーラはスヴァローグのことをよく知っています。彼は人の願いでは動かない、理性の判断にのみ従うんです。
この世界では、凄く怖いことが起きています…彼は、地上の終焉が近いと、そう考えています。
……
スヴァローグの計算だと、下層部の人々の力だけでは、災いの到来を食い止めることは不可能だそうです。
彼の考えた対策は、下層部の人たちを災いの発生源から遠ざけ、少しでも長く生きてもらうこと……
…ワタシたちを檻に閉じ込めるってわけ？笑えるわ、数日早く死のうが遅く死のうが、何の違いもないでしょ？抵抗することも禁じるのね？
絶対に会わなければならない、どんな犠牲を払っても。
ごめんなさい…このことで、クラーラはお手伝いできません。
その、もう大丈夫ですか？クラーラは大切な用事があるので、先に帰ります。
クラーラ──
ゼーレ、もういい。あの子の決心は固い、目を見れば分かる。
他の方法を考えないと……
列車組のみの会話
あの子、凄すぎる。あんなに小さいのに、凄く…頑固？というか、頭がいい？
彼女の物事を見抜く力、自分の考えを貫く力、どちらも三月とは比べものにならないな。
…最後の一言は余計でしょ！
どうやら、スヴァローグと直接会うには、まずクラーラを乗り越えなければならないようだな。
他に考えはある？
クラーラとあの門を無視すれば、スヴァローグは俺たちを侵入者と判断し、いい顔はしてくれないだろう。
ロボットにいい顔も悪い顔もないよね？
クラーラは、何回もスヴァローグの「計算結果」について話していた……
「下層部の人々の力だけでは、災いの到来を食い止めることは不可能」──これは彼女の言葉だ。考えるに、突破口はここにあるはずだ。
それって…ロボットのロジックに欠陥があるってこと？
いや、彼の計算は非常に正確だ。「星核」が引き起こすトラブルは、現在の「地炎」の力では解決できない。だが、彼の計算は現状より遅れており、新たな「変数」はまだ計算に織り込まれていない。
俺たちこそが新たな「変数」。
…そうだ。スヴァローグに、俺たちという存在が「計算結果」を覆すことができると納得させられれば、和平交渉に進む希望が見えるだろう。
でも、どうやって証明しよう…今回は写真だけじゃだめだよね？
方法は必ずある。まずは、クラーラを説得しよう。
彼女は直接、機械集落に戻ったんだな?俺たちも後に続こう。
クラーラを追いかける
仲間と一緒に裂界生物を撃退し、クラーラの身の安全を確保した。この機会にクラーラを説得してスヴァローグのもとに連れて行ってもらおうと考えたが、彼女は三月なのかよりも意志が強く、自分の信念を持っていた…なので、交渉は失敗してしまった。
しかし、収穫がなかったわけではない。彼女とスヴァローグを説得する突破口を見つけた――これからは、クラーラを見つけてもう1度交渉するだけである。
しかし、収穫がなかったわけではない。彼女とスヴァローグを説得する突破口を見つけた――これからは、クラーラを見つけてもう1度交渉するだけである。
機械集落に行く
曲がった、後についていこう！
近くでクラーラを探す
仲間と一緒に裂界生物を撃退し、クラーラの身の安全を確保した。この機会にクラーラを説得してスヴァローグのもとに連れて行ってもらおうと考えたが、彼女は三月なのかよりも意志が強く、自分の信念を持っていた…なので、交渉は失敗してしまった。
しかし、収穫がなかったわけではない。彼女とスヴァローグを説得する突破口を見つけた――これからは、クラーラを見つけてもう1度交渉するだけである。
クラーラはまだ近くにいるはずだ、よく探してみよう。
しかし、収穫がなかったわけではない。彼女とスヴァローグを説得する突破口を見つけた――これからは、クラーラを見つけてもう1度交渉するだけである。
クラーラはまだ近くにいるはずだ、よく探してみよう。
昇降機で下に向かう
あれ…いない？こっちに進んだはずなのに。
しょうがない、進みながら探そっか。
クラーラと話す
うーん…どうして……
分からない……
…皆さん、やっぱりついてきたんですね。
簡単に諦めることはできない。
そうだとしても……
この設備を修理しているのか、クラーラ？問題があったようだな？
え？お兄さん、どうして分かるんですか？
この2つの配管部品の大きさや摩耗具合が、機器本体と明らかに違う。今しがた交換したのだろう？
破損した部品を交換したのに、いつものように端末が再起動しないんじゃないか？
…はい、クラーラは色んな物を修理してきましたが、ここまで複雑な装置は初めてです。
スヴァローグは、手伝ってくれないの？
スヴァローグに知られたくないの、2人の流浪者のおじさんが…うっかり壊してしまったんです。スヴァローグが知ったら、2人が怒られてしまいます。
人のことを気にかけすぎている。
…クラーラ、優しすぎると、悪い人に利用されることもあるのよ。
……
問題点が見つかったかもしれない。配線を交換したものの、ベアリングがズレていたのが原因のようだ。
穹、三月、手伝ってくれないか、一緒にこれを直そう。
また修理するの？もうコツは掴んだから任せて！
本当に、エネルギー装置を直せるんですか？
安心して、絶対に大丈夫だよ──だよね、丹恒？
…質問は後だ、はやく手を貸してくれ。
クラーラがエネルギー装置を直すのを手伝う
クラーラは壊れたエネルギー装置を前にして、どう修理したらいいか悩んでる。
クラーラの家族として、こんな時は迷わずに手を差し伸べ、そして報酬を…いや、クラーラを説得させる機会を作るのだ。
偶然にも、エネルギー装置の構造が、これまで修理してきたさまざまな機器と似ていた――今こそ実力を発揮する時だ！
クラーラの家族として、こんな時は迷わずに手を差し伸べ、そして報酬を…いや、クラーラを説得させる機会を作るのだ。
偶然にも、エネルギー装置の構造が、これまで修理してきたさまざまな機器と似ていた――今こそ実力を発揮する時だ！
修理後
わあ！本当に直った、皆さんありがとうございます！
礼を言う必要はない。これで、集落のエネルギー問題は解決したな？
はい、外回りのみんなが光と熱源を失わずに済みます。
……
ご機嫌取りのために手伝ったわけじゃない。
クラーラも分かっています。みんな、鉱区でたくさんの人を助けて、危険なのに町で物資を探した、凄くいい人たちだって。
他にできることがあったら、クラーラ頑張るから！このことだけは……
うう、どうやって説得したらいいんだろ……
なのに任せるよ。
…本当にウチを信頼してるんだね、穹。
クラーラは、観察が得意なんだよね？ウチら3人が下層部の人に見える？
え？装いだけなら、確かに他の人と違いますけど……
そうでしょ！ウチらはこの世界の人じゃないから、スヴァローグの計算には含まれない。もし、彼の計算が「下層部の人のカ」しか計算していないのなら、その結果はもう今は通用しないの。
スヴァローグは、いつから計算を始めたんだ、クラーラ？
その…凄く前に、下層部が封鎖されたばかりの時からです……
ルバーメインが1人、地下に来たことで状況が変わったわけだけど、この出来事はスヴァローグの計算に入ってる?それに──
俺たちは計算外の存在だ！
もう言っちゃおう！ウチらは他の星から来たんだよ！
スヴァローグの計算に、ウチらみたいな変数は含まれてないよね？
他の…星？
ク、クラーラを子供だと思わないでください！そんなの大人たちが作った物語だって、クラーラ知ってます……
作り話じゃない。
三月たちは嘘をついてない、クラーラ。私は彼らを信じる。
ブローニャお姉さんも……
あなたの気持ちは理解できる、クラーラ。下層部を良くしたいけど、誰かが傷つくのは望まない、そうよね？
私も疑問はある。でも直感が、三月、丹恒、それから穹…この3人はこの世界の転換点だと告げているの。
この人たちをスヴァローグに会わせて、それでも計算結果が一緒か確かめよう。あなたにとっても、彼にとっても、損はないでしょ？
……
試して損することはない。
わ…分かった。スヴァローグのところに案内しますね。
本当に？よかった！
…はい。クラーラ、気付いたんです。
クラーラの力だけで、スヴァローグの考えを変えるには長い時間がかかるって。クラーラが大人になっても、変えられないかもしれない。
その間に、みんな病気になって、家を失って、この前の鉱区みたいに…ずっと争いが続いてしまう。
クラーラはそうなって欲しくありません。皆さんがスヴァローグを説得する自信があるなら…クラーラも勇気を出します。
皆さん、クラーラについて来てください。
クラーラの助けを借りて、スヴァローグの基地に入る
「列車組こそ新たな『変数』で、自分たちの存在がスヴァローグの計算結果を覆す」、この強力な主張によって、あなたはクラーラを説得し、彼女の信頼を得て、世界を守る勇気と決意を呼び起こしたのである。
そうして、クラーラは一行をスヴァローグのもとに案内することを承諾した。
クラーラのあとについて、スヴァローグのもとに繋がる門を開けよう。
そうして、クラーラは一行をスヴァローグのもとに案内することを承諾した。
クラーラのあとについて、スヴァローグのもとに繋がる門を開けよう。
移動中
ブローニャ！さっきの話、凄くよかったわよ！
そんな大げさに言わないで、私はただ…本音を言っただけ。
ティミーと話す
…ただいま、ティミー。
お帰りなさい。クラーラさん。
ティミー、門を開けて、スヴァローグに会いたいの。
部外者検出。通過させますか？
大丈夫だよ、みんなクラーラのお客さんなの。
命令受信。門を開放。
ようこそ。クラーラさんのお客様。
門を開ける
その…できれば、スヴァローグを怒らせないでくださいね……
安心して、クラーラちゃん！ウチらはちゃんと合理的に話すから。
話し合いはアンタたちに任せるわね。ワタシはそういうの苦手なの。
ロボットと話し合うなんて…初めての経験。
穹、準備はいいか？
スヴァローグに会いに行こう。
スヴァローグと対面する
固く閉ざされていた門は開かれ、世界の運命を左右する道となった。
スヴァローグはここでこの世界のすべての真実を守っている…
今こそ彼と向き合う時だ。
スヴァローグはここでこの世界のすべての真実を守っている…
今こそ彼と向き合う時だ。
スヴァローグと話す
ただいま、スヴァローグ。
集落のエネルギー供給システムが復旧したようだ。感謝する、クラーラ。
だが──なぜこの者たちを連れてきた？
スヴァローグ…この人たちは上層部のことについて、相談したいんだって。
分析開始…分析結果：対象は「地炎」に属さない。背景：不明。分類：情報無し。
クラーラの紹介に免じて、発言の機会を一度与える。
ねえ、話し合いに応じてくれるみたい！ほら、アンタの巧みな話術の出番だよ！
争いを起こすつもりはない。
平和を求める、理解。だが、それはあなたたちの一方的な言い分である。
態度については、あなたたちとの交渉の結果を見極めてから決める。
本題に入ろう、この世界の貴重な時間を無駄にするな。
アンタの発言を全部突っぱねたよ、コイツ……
自分の足を自分で引っ張るな。俺たちが計算上の「変数」であることを納得させるんだ。
「星核」のために来た。
「星核」……
データベース検索…アクセスブロック。無許可で「星核」について話すこと：禁止。
あなたたちは世界の封印された秘密に触れた。この秘密を知っている人はいない。
目標状況の再評価──脅威指数上昇。真の目的を告げよ！
やはり、彼は「星核」を知っている…だがこの話題は危険だ……
ここまできて隠す必要があるわけ？コイツにはつきり言いなさいよ！すべてはこの瞬間にかかってるのよ。
この世界の災いを終わらせる。
……
記録の中で、人類は「星核」との接触を何度も試みている。彼らは必ず、人間の私欲のために、その物質を使おうとした。
建創者命令：「星核」に接触しようとすれば、深刻な結果を招くことになる。再評価──目標脅威指数最高に到達。
どうしよう？なんかまずくない？
待った、そんな人たちと一緒にするな！
あなたたちが「例外」である根拠はない。元来の計算結果を維持。
和維持プロトコルの一時解除…殲滅プロトコルの開始を申請。
せ、殲滅って？文字通りの意味？
交渉決裂だ──三月、戦闘に備えろ！
スヴァローグ！やめて──
クラーラ！ここを離れろ。
クラーラ、危ない！どこかに隠れて！
はぁ…結局はこうなるのね。
プロト機3号──「監督ロボット」スヴァローグ、殲滅プロトコル申請状態：通過済み。
…殲滅を許可！
戦闘前半終了
まったく──お医者さんがいないと、安心して戦えないでしょ。
みんな、戦闘に専念してちょうだい。私がすぐ後ろにいるから。
ナタ？どうしてここに？
何を言っても無駄な気がしたので…奥の手を用意しておいたのです！
サンポ！やっぱりアンタが──
「地炎」武装員の侵入を多数確認、状態計算中……
すべて危険度高、全員殲滅する！
戦闘後
待って…待ってください！
スヴァローグを傷つけないで！
クラーラ？君……
スヴァローグはもう戦えない、お願い…お願いだからもう彼を傷つけないで！
ク…ラーラ……
スヴァローグ…もう強がらないで、知っていることをみんなに教えて？
……
スヴァローグ、クラーラのどんな願いも叶えてくれるって、言ってたよね？クラーラの1番の願いは、みんなが団結することなの、その…か、家族みたいに。
クラーラ学んだことがあるの──「計算」結果が、必ずみんなを幸せにするとは限らない。
檻の外の世界が、あんまり良くないと分かっていても…人はそれを知りたいと願う。
……
評価システム再起動中…再起動成功。変数切り替え…
変数1：クラーラの願い…変数2：外から来た者の動機。
…評価結果更新：決定権を部外者に移行、「星核」関連情報へのアクセスを可能にする。
これって…成功したってことかな？
クラーラのおかげだよ…
本当にそうだよ！クラーラちゃんがいなかったら、スヴァローグを倒しても、情報を教えてもらえなかったかも。
彼のメモリーに「星核」に関するデータが残っているといいんだが。
これで終わりなの、ナタ？ワタシたち、「地炎」、それから下層部は…勝ったの？
違うわ、ゼーレ。
私たち、そして彼らの戦いは…始まったばかりよ。
やっと…やっと、この時がきた。
どうしたのよ、緊張してるの？
緊張というよりは…なんだか、胸が酷く痛い気がする。
誰が嘘をついてるか、判断する時が来た。
…準備できた。穹、真実を明らかにして。傍で聞いてるから。
歴史の真実を知る
「星核」に関するデータと音声記録の整理終了。すぐに閲覧するか、部外者？
閲覧を希望する。
データベース呼び出し要求、No.13175。暗号化レベル：最高。
データ呼び出し完了、再生開始……
…目の前にあるのが長年の研究成果でございます。守護者様。証拠から見て、いわゆる「星核」がすべての災いの根源だと確定しています。
このような結果を国民が受け入れることは難しい、博士。偉大なるアリサ・ランドこそがこれを起動させ、この世界を寒波で覆った張本人だと知られたら……
真実は、守護者様──-真実は、大勢の人の考えで変わるものではありません。あなた様の目の前にある研究報告は、ベロブルグのもっとも優れた学者たちの努力の結晶であり、その権威を信じなければなりません……
…博士、私はあなたを疑ったことはない。むしろ、あなたたちが得た結果を深く信じている。
この地位に就いた瞬間から、あの声…彼らの声が脳裏にこびりついて、離れないのだ。
──あなたに言うべきではなかったな、研究の話に戻ろう。博士、これらの研究を人々に公開することは、私には不可能だ。もしくは……
もしくは？もしくはなんです？おっしゃってください……
…もしくは、あなたたちが「星核」を完全に破壊する方法を見つけない限りは無理だ。
分かりました。「存護」の名の下に…必ず使命を全うします。
13175再生完了。続いて：データNo.24830。
…分かりません、博士。なぜ、貴重な研究成果を隠すのです？あれは、あなたが心血を注いだものなのに…
ゴホ、ゴホ…君はまだ若い、いつか…ゲホ、分かる日が、きっとくる。
大守護者様…彼女は私たちよりずっと深く考えておられる。すべての選択はベロブルグの安寧のためだ……
私は…ただ残念です。私たちの研究が停滞し、あなたの成果が闇に葬られることになったのですよ……
ゴホ…残念に思う必要はない、君にはまだ時間がある。いつか君が──ゲホ、「星核」を破壊する方法を見つけたら…私たちの努力は無駄にならない。
24830再生完了。続いて：データNo.57614。
…なぜ…どうしてここにロボットがいるのだ？
これは、ミアシャイマー博士が生前に利用していた個人的な護衛ロボットです。プロト機が大戦時から今まで残っていたのでしょう。
博士と彼の助手が死んでから、手付かずのまま、ここにあるようです。
ほう…なるほど。捜索を始めろ、必ず博士の研究成果をすべて見つけるんだ。
見つけました、守護者様──すべての文献がここにあります。
ふむ…いいだろう、切り上げるとしよう。
守護者様、このロボット──どうなさるおつもりですか？
ああ…壊すにはもったいない。システムをリセットして、下層部に置いてこい。開拓団が自衛機能を持つロボットを必要としているらしい。
はい、承知しました。
ごめんなさい、博士、でもこの成果は「建創者」の管理下になければならない。
いつの日か、必ず誰かがあなたの遺志を継いでくれる。
57614再生完了。データ開示終了。
…これで真実が明らかになったんだよね？
……
彼らは星核を破壊する方法を探している…
それから、今の状況を見るに…彼らが成功することはなかった。
今、残る疑問は1つだけだな──なぜ、カカリアは急に考えを変えたのか。
……
ブローニャ？大丈夫？
…大丈夫、ただ…少しクラクラするだけ。
情報量が多すぎる。
お母様、どうして…いや、きっと知らなかったのかも、だって……
…自分を騙すのは終わりよ、ブローニャ。選択する時が来たの。
……
…穹、こっちで話できるかしら？この情報を消化するのに時間が必要なのは分かるけど、それでも次の計画を早く決めなければならないわ。
おまけ
傍聴：クラーラとスヴァローグ
傍聴：ブローニャとゼーレ
サンポ
ナターシャと会話する
あなたはスヴァローグからこの世界の真実を告げられた。
「存護」の責務を果たすべきである守護者がわざとベロブルグの人々から「星核」の存在を隠していたのだ。残酷な真実に人々は震え上がるだろう。
いずれにせよ、列車組がすべきことは、はっきりした――ナターシャに「地炎」のこれからの計画を聞こう……。
「存護」の責務を果たすべきである守護者がわざとベロブルグの人々から「星核」の存在を隠していたのだ。残酷な真実に人々は震え上がるだろう。
いずれにせよ、列車組がすべきことは、はっきりした――ナターシャに「地炎」のこれからの計画を聞こう……。
ナターシャと話す
「炉心」…地上に続く道は、いま目と鼻の先にあるわ。
ありがとう、君たちのおかげで下層部に新たな希望が芽生えた。今…今は、この希望の光が、生き延びる機会に繋がるのを願うのみよ。
どうして、医者が戦場に来たの？
ごめんなさい、ずっと隠していたことがあるの……
「地炎」のボスとして、君たちが下層部のために戦っているのを黙って見ているなんてできなかったの。
え…ええ！？つまり、医者のナターシャが「地炎」のボスだったってこと？じゃあ、オレグさんは…
オレグ、彼には長い間、私の「代理」として、下層部の表面的なことを処理してもらっていたの。
彼の勤勉さのおかげで、下層部の人々の生活を改善する時間が生まれ、人々をなるべく路上で飢えさせないようにすることができた…一方で、私はスヴァローグに対して反乱の計画を立てていたの。
君たちが現れたことで、私がずっと温めてきた計画も必要なくなったわ──本当にありがとう。
自分のためにやったこと、他は関係ない。
「思想ではなく行動を評価する」、ということかしら？下層部が再び自由になれば、人々は君たちを英雄のように讃えるでしょうね。
でも、スヴァローグが炉心の封鎖を解いたとはいえ、地下の人たちはまだ上層部に突入することはできない。
あの冷酷な大守護者は、嘘と策略で上と下を分けた。もし地下の変化を知ったら、何をしでかすか分からないわ……
「地炎」には、精力を養い、力を蓄える時間がもっと必要よ。
俺たちだけで守護者に対抗するのは難しい。
もちろん、それはよく分かっているわ。だから、私のもっとも信頼する人を君たちに同行させるわ。
ゼーレ……
君たちの前では態度に出してないのかしら？彼女は一緒に行動したいと、私に強く願う姿を見せてくれたわ。
ゼーレは普段は無頓着に見えるけど、彼女の心の中には鏡があって、すべての善悪をよく理解している。
それに偵察が得意で、頭の回転が速く決断力もある、きっと力になるわ。加えて…君たちにはブローニヤもいるでしょ。
彼女は味方になってくれるかな…
スヴァローグから得た情報は、彼女にとって大きな衝撃だったようね…でも、ゼーレが傍にいるから、必ず立ち直るはずよ。
そうだ、君たちずっと休んでいないわよね？リベットタウンから帰ってきて、スヴァローグに会うため奔走してたし、ずっと忙しかったんじゃない？
身体は革命の資本よ、ここで体調を壊したら元も子もないわ。スヴァローグと「炉心」は「地炎」に任せて、君たちは戻ってよく休みなさい。
運が味方をしてくれれば…明日には上層部に行けるわ。
おまけ
ナターシャ