あなたはブローニャ、ゼーレと共に廃鉱の町リベットタウンの奥へと向かい、多くの物資を手に入れた。また偶然にも、ブローニャの過去が一部明らかになったことで、ゼーレとブローニヤは互いの心の壁を取り払うことができたようだった。
「リベットタウン」に行く 
ナターシャによると、今は廃墟となった「リベットタウン」にまだ医療物資が残っているかもしれないそうだ。そして、ゼーレとあなたでその物資を持ち帰り、役目を全うさせてほし…いや、ちがう、診療所で光り輝いてほしいそうだ。
ゼーレはリベットタウンで幼少期を過ごしたようで…今回の任務は彼女にとって特別な意味があるようだ。
リベットタウンはボルダータウンのすぐ北にある。準備が整ったらみんなで出発しよう。
ゼーレはリベットタウンで幼少期を過ごしたようで…今回の任務は彼女にとって特別な意味があるようだ。
リベットタウンはボルダータウンのすぐ北にある。準備が整ったらみんなで出発しよう。
移動中
私たちがここに来てなかったら…本当に1人で裂界に入るつもりだったの？
そうだけど？なによ大げさね、とっくに慣れてるから平気よ。
あまりに無謀…シルバーメインの軍規では、裂界の調査は4人1組で行うことになってる。その上、専門の通信官を同行させる必要もある。
はあ、なに言ってるの？今、アンタも言ったじゃない、それはシルバーメインの軍規なんでしよ──それをワタシに押し付けないでちょうだい。
おまけ
ナターシャ
リベットタウンに到着
着いたわ、ここがリベットタウンよ…はあ、懐かしいわね…
行きましよう、足元に気を付けて。ここに来るのは久々なの、きっとまたモンスターが増えてると思うわ。
ここじゃ何も見えないわね…もっと高いところを探してみましょう。
見晴らしのいい場所を探す
ナターシャによると、今は廃墟となった「リベットタウン」にまだ医療物資が残っているかもしれないそうだ。そして、ゼーレとあなたでその物資を持ち帰り、役目を全うさせてほし…いや、ちがう、診療所で光り輝いてほしいそうだ。
町の入り口に到着した。一見、静かで何もないようだが、長い間裂界のモンスターが辺りを彷徨っている危険な場所である。
町の中に入る前に、ルートをちゃんと確かめよう。
町の入り口に到着した。一見、静かで何もないようだが、長い間裂界のモンスターが辺りを彷徨っている危険な場所である。
町の中に入る前に、ルートをちゃんと確かめよう。
ゼーレと話す
あっち、あの丘の上にある建物がナターシャが管理していた孤児院よ。
オレグさんがワタシを拾った後、あそこに送ったの。幼少期の半分は孤児院で過ごしたわ。
立派な建物…
ナターシャの話では、どこぞの富豪がお金を出して建てたそうよ。何はともあれ、きっといい人なんでしょうね。
子供の頃は、何の心配もなく過ごしてきた。今思い返すと、懐かしいわね……
……
どうしたのよ？さっきからずっと黙ってるけど？
いえ、ただ…どこかで見たことあるような気がして…何でもないから、気にしないで。
…変なヤツ。
下を見て、屋台がごちゃごちゃ並んでるのが見える？あれがリベットタウンの市場よ。ナターシャが求める物もあそこにあるはずだわ。
モンスターに気を付けて進みましょう。
移動中
これは…レストラン？
ええ、それも町で一番の人気店だったわ。いい子にしてると、ナタがここに連れてきてご馳走してくれるの。
ここの設備、よく整備がされている。長い間放置されていたようには見えない。
そう言えばそうね…まさか、まだ人が住んでるとか？そんなことあり得るのかしら？
物資をさがすために、市場に行く
ナターシャによると、今は廃墟となった「リベットタウン」にまだ医療物資が残っているかもしれないそうだ。そして、ゼーレとあなたでその物資を持ち帰り、役目を全うさせてほし…いや、ちがう、診療所で光り輝いてほしいそうだ。
ゼーレはナターシャが欲しい物資は町の市場にあると言っているから、まずはそこに行ってみよう。
ゼーレはナターシャが欲しい物資は町の市場にあると言っているから、まずはそこに行ってみよう。
市場まで下りる
あっちに箱がたくさんあるわね、探している物資かもしれないわ。
モンスターに気を付けて。避けられそうにない場合、まずはここ一帯の敵を片付けてから収集した方がいいわ。
残された箱を調べる
……
どうして、全部空っぽなの？モンスターって、箱の中身を物色したりするのかしら？
裂界の生き物は人類の物資を必要としない。仮に奪うとしても、こんな丁寧に持っていかないと思う。
ってことは、誰かに先を越されたってこと？
たぶんそう──それにほら、地面に足跡らしきものが残ってる。
……土の匂いが真新しい、ここを離れたばかりのようね。
行くわよ。この市場を丸ごとひっくり返してでも、物資を手に入れないと。
市場で消えた物資を探す
市場に行ったが、医療物資が入っているはずの箱が既に何者かによって奪われたことに気がついた。
「奪う」とは言っても、犯人の犯罪手段は裂界生物にしては丁寧の気配がした…
現場を調査したブローニャとゼーレは、モンスターの仕業ではない可能性が高いと判断した。
犯人はまだ遠くに行ってないようだ、ゼーレと協力して市場を隅々まで捜索しよう。
「奪う」とは言っても、犯人の犯罪手段は裂界生物にしては丁寧の気配がした…
現場を調査したブローニャとゼーレは、モンスターの仕業ではない可能性が高いと判断した。
犯人はまだ遠くに行ってないようだ、ゼーレと協力して市場を隅々まで捜索しよう。
エリックと話す
…エリック？
このガキんちょ！どうして1人でこんなところに来たのよ。ここがどんだけ危険な場所か分かってる？
ゼ、ゼーレ？べ、別にオレがどこにいようが関係ないだろ！オレは行きたいところに行く！ほっといてくれよ！
物資をどこにやったの？なかなかやるじゃない。
でも、ワタシたちがここのモンスターを倒してなかったら、どうする気だったのかしら？ただ隠れて、ずっとびくびくしているつもりだったの？
よ、余計なお世話だ！逃げようと思えば、すぐ逃げられたし。大人の助けなんかいらねぇから！
まったく、口の減らないやつね。じゃあ、教えてくれる…モンスターたちを前にして、この鋼板をどうやって運ぶつもりだったの？
えっと…それは、どうにかなるかなって……
物資を分けてもらえる？助けたい人がいる。
そんな丁寧に話さなくてもいいわよ、コイツは有名なコソ泥なんだから。ワタシの記憶が正しければ、今着てる服も他のガキから盗んだものよね？
そ、それは……
言いなさい、鋼板と包帯で何をするつもりだったの？こっちは人の命がかかってるのよ。
…200……
は？
200シールド…
…ワタシの聞き間違いじゃないわよね？この状況で交渉するわけ？
200シールドって高いの？
…高くはないけど、あいにく今はお財布を持ってない。
本気で渡すつもり？言ったでしょ、コイツはコソ泥で、これもいつものやり口なのよ──
ち、違う、今回は違うんだ！お金が必要なのは、オヤジが…
またオヤジを言い訳にするのね…おじさんが知ったら、アンタ大変なことになるわよ。
うっ…ぐぅ……
ゼーレ、もうやめてあげて。
エリック、っていうのよね？これを持っていって。
こ…これは？
これは勲章。建創者が授けてくれたもの…真ん中にある青い石が見える？これは最高純度の地髄結晶なの。
家族のためにお金が必要なんでしょ？目利きができる人に売れば、一目でその価値を分かってくれるはず。
ぐすっ…あ、ありがとう姉ちゃん！オレ……
…でも、一つだけ約束して──今後、絶対に物を盗んだりしないこと、できる？
分かった！オレ絶対、もう盗んだりしない！
…じゃあ、指切り。嘘ついたらシルバーメインが捕まえに来るよ。落とさないよう、しっかり持って町に帰って。途中の邪魔者は、お姉ちゃんたちが片付けたから。
あ、ありがとう、名前の知らない姉ちゃん！ここにあるもの、全部、姉ちゃんたちにやるよ！
その、あんたたちも気を付けてな！なんか高い所の建物に、すごく恐ろしいやつがいるらしいからさ……
あっ、そうだ！市場前の道は塞がれてるんだ…この先に進むなら、商店街を迂回したほうがいいぜ。
分かった、ありがとう。
エリックが去った後
…あれ、結構大事なものだったんじゃないの？
あんな簡単にエリックにあげちゃって…大丈夫？
あの子が改心するなら、あれくらい大したことない。
ふーん、もし改心しなかったら？
幼い頃、お母様に教えられたの、人々の心にある善意を守れって…たとえ自分が微かな光に過ぎなくとも、他の人を照らす努力をすべきだと。
ゼーレ、私はきっかけを与えただけ。他の人が、あの子に与えられなかったものをね。
……
何を言ってるんだかさっぱりね。ほら、行くわよ。
エリックが言ってたわよね、この先は商店街を迂回したほうがいいって。確か…こっちだったはずよ。
鋼板と包帯1箱
孤児院に繋がる道を探す
物資を奪った犯人が、まだ若いスリ、エリックであることが判明した。ゼーレは彼を信用できないようだったが、寛容なブローニャは物々交換で物資を手に入れた。
エリックはブローニャの善意に応えるため、孤児院に関する情報を教えてくれた。しかし、これは彼が改心したと思っていいのだろうか？
今のところ、答えはわからない――しかし、この先答えをこの目で見る機会が訪れるかもしれない。
エリックはブローニャの善意に応えるため、孤児院に関する情報を教えてくれた。しかし、これは彼が改心したと思っていいのだろうか？
今のところ、答えはわからない――しかし、この先答えをこの目で見る機会が訪れるかもしれない。
移動中
この道で間違いない。ここを通れば、孤児院に着くわ。
ここのお店と看板…見覚えがある。
ここを上がれば孤児院の入り口よ。
どうなってるかしら。もしかしたら、懐かしいものを見れるかもしれないわね。
この階段…ずいぶんと狭くなった気がする。
孤児院に行き、物資を探す
紆余曲折を経て、やっとリベットタウンにある孤児院を見つけた。上り坂に沿って進むと、町の高台に建つ高級住宅が見える。この建物たちは毎日、町で起きた事を見下ろしているのだろう。
ゼーレは複雑な表情をしていた。さらに不思議なのは、ブローニャも似たような表情をしていることである。
ゼーレは複雑な表情をしていた。さらに不思議なのは、ブローニャも似たような表情をしていることである。
階段を上る
もうすぐで着くわよ！思ったより綺麗に保たれてるみたいね。
あの時も、みんなで裂界に抗っていたら…こんなに早く帰る場所を失わずに済んだのに。
……
着いたわ、ここよ！あれからかなり経ったのに…全然変わってないわね。
そこに雑用品が積んであるわ。ナタが言ってたアルコールがないか探してみましょう。
残された箱を調べる
何年も前からここに置いてあるんでしょ？使って大丈夫なの……
下層部の人間が使用期限を気にすると思う？使える物があることに感謝しないと。
あれ…ない…どこにも…ない……
どういうこと？全部空じゃない、一体誰が──
──気を付けて！後ろに敵が！
大きい…
禁止区域でしかこんなの見たことない…
フン、相手が誰であろうと──背後から襲うようなやつには、容赦しないんだからッ！
戦闘後
ふん…所詮、ザコはザコね。
3対1だったからね。
なっ、ワタシ1人でもやっつけられたわよ。まあ、でも…一緒に戦えて、それなりに楽しめたわ。
これで危険は排除できたわね。次は中を探してみましょう。
確か、あっちの隅っこに在庫を置いてたはずよ。小さい頃、しょっちゅう外で騒いでケガをしてたから覚えてるわ。
さっきのやつに壊されてないといいけど。
…幻覚じゃない。
は？急に何言ってんの？
この建物も、子供たちの遊具も…見たことがある。
どういうこと？十数年前に封鎖されて以来、シルバーメインだって降りてきてないのに…アンタみたいなお嬢様がどうして？
──待って、まさか、それよりも前に…
…ええ、その可能性はあるかと。私の記憶があやふやなのも、それが原因なんだと思う。
行こう、もう少し周囲を確認させて……
おまけ
ブランコを調べる
孤児院で物資を探す
孤児院の入り口に到着すると、ブローニャが困惑していた原因が判明した――まだ推測ではあるが、彼女は一時期ここで過ごしていたようだ。
ともかく、ナターシャが必要としている物資を探そう。
ともかく、ナターシャが必要としている物資を探そう。
残された箱を調べる
探してないのはここだけね…ワタシの記憶が間違ってなければいいけど。
えっと──あっ、これよ、見つけたわ！
よかった、ほとんど無傷ね！ナタもきっとびっくりするわ、これほど良い状態のものが見つかるなんて。
でもアルコールの使用期限は、やっぱり確認したほうがいいと思う。もし期限が切れてたら、効果も落ちるだろうから。
それもそうね、えーっと。
…ん？これ、何かしら？
これは…
これは…私が小さい頃に持っていた物。
アンタの小さい頃？それって間違いないの？
まさか小さい頃…
ええ、やっと思い出した……
私は、昔ここに住んでいた──建創者に連れていかれ、カカリア様に引き取られるまで──ここに住んでいたの！私は…下層部の人間だったんだ。
アンタが…下層部の人間？いや、それよりもカカリアって──アンタ、あの「大守護者」の養子なの？じゃあ──
そう、私は建創者によって定められた継承者。将来、ベロブルグを率いる「守護者」になる存在。
……
でも、どうして今まで思い出せなかったの…小さい頃の記憶が、はっきりとしない……
まだ小さい子供だったから。
建創者の話では、「守護者」の継承者は全ベロブルグの中から選定され、その過程は数年、長くて十数年にも及ぶと聞いた。
選定の時期になると、適齢に達した上層部と下層部の子供は全員テストを受ける。そして、最終的に「資格」を有する1人の子供が選ばれるの。
私も…そうやって選ばれて、地上に行ったんだと思う……
孤児院の子供がよく連れていかれるのは知ってたけど…まさか、未来の大守護者がその中にいたなんて！ナタは、そのことを知ってるの？ずっとワタシたちを騙してた訳じゃないわよね……
…知らないと思う。守護者の後継者を選定する作業は極秘で行われるものだから。その上、選ばれた子供は、過去を切り捨てないといけない。
めないけど……}
シルバーメインの兵士たちが毎日裂界で命を落としているのを知っていたのに、お母様の考えを変えさせる決心がつかなかった。
下層部が苦しんでいることを知りながらも、何もできていない。かつて暮らしていた地がこんなになるまで、私は気付くことさえ出来なかった……
結局、私は何も守れなかったの。どうして、こんな私が選ばれたのか分からない、私はこんなにも無能なのに……
はあ──アンタの話はそれで終わり？
…え？
さっきから泣き言ばっかり。うるさいったらありゃしないわ。
私は……
なに？「お涙ちょうだい」の自分語りをしたところで、同情を得られると思った？アンタは、バカみたいにでかいパレスにこもって考えを巡らせ、たとえ前線に行っても命を賭ける必要がないじゃない。でも下層部の人間は？ご飯もまともに食べられず、生きることにさえ精一杯なのよ！
「自分が微かな光に過ぎなくとも、他の人を照らす努力をすべきだ」って、アンタ言ったわよね。みんなを守りたいんでしょ？なら泣いてなんかいないで、他にもっとやるべきことがあるんじゃないの！？
……
ゼーレの言う通り、泣き言を口にしても問題は解決しない。
ありがとう。私が落ち込んでいる時、慰めてくれる人はいるけど、こうやって厳しい言葉を言ってくれたのは、ゼーレが初めて。
ふん、慰めるなんてことワタシにはできないわ。今みたいので良いなら、何度だってやってあげるけど。
…すぐに分かったわ、アンタは背負い過ぎなのよ。なんでそこまで自分を追い詰めるわけ？
…ベロブルグの未来の守護者として、私は常に自分の行いと考えを見つめ直す必要があるから。
はいはい、さすがお嬢様ね。ふふ、未来の大守護者がワタシと同じ孤児院出身だなんて…とんだ腐れ縁だわ。
ワタシが案内するから孤児院を回ってみない？アンタと違ってワタシはちゃんと、しっかり覚えてるから。
ええ、では少しの間だけ、考えごとは横に置いておきましょう。
（入る隙がなさそうだ、しばらく2人きりにさせてあげよう……）
（最後は鎮痛剤──近くを探してみるか）
孤児院の周辺で物資を探す
あなたは物資を見つけ、ブローニャは自分の出自を証明する物を見つけ、ゼーレはそのことに驚きを露わにした。
そうして、幼い頃に遊び相手だった2人は自然と昔話に花を咲かせ、長々と話し始めた――
いつからそんな仲良しになったのかと問いたいところだが、目の前の穏やかな時間を壊すことはできなかった。
雰囲気に耐えきれず、あなたは1人で孤児院の周りの物資を探すことにした…。
そうして、幼い頃に遊び相手だった2人は自然と昔話に花を咲かせ、長々と話し始めた――
いつからそんな仲良しになったのかと問いたいところだが、目の前の穏やかな時間を壊すことはできなかった。
雰囲気に耐えきれず、あなたは1人で孤児院の周りの物資を探すことにした…。
辺りを散策する
よい…しょっと……
（この声は……）
あった、ここだよ！ありがとう、パーキンス。
──どういたしまして、クラーラ。
声がする方へ行く
警告、警告。脅威となり得る存在の接近──
敵意はない──
クラーラを守る。防衛モード、オン──
パーキンス、やめて！
この人、会ったことがある、悪い人じゃない…ですよね？
了解。脅威対象から除外します。防衛モード、オフ。
ここは危険だから、早く帰ったほうがいいですよ、お兄さん。
ケガ人のために薬品を探してる。
あっ、クラーラも鎮痛剤を探しに来たんです。
流浪者のキャンプで、ケガ人がたくさん出ています。採掘者の方々もですよね？皆さん、仲良く過ごせたらいいのに……
はい、この薬をどうぞ。役に立つといいのですが……
スヴァローグもここにいるの？
いません。
スヴァローグは…クラーラの家族です。小さい頃にクラーラを引き取り、育ててくれて、家族になりました。
大鉱区でのことは、本当にすみません…スヴァローグはクラーラ以外の人間を信用していないんです。特に「地炎」の皆さんを。
どうして、スヴァローグは鉱区事件に介入したの？
鉱夫と流浪者の間で大規模な争いが勃発したと聞いて…鉱脈のために血を流すことを防ごうとしたんです。
「地炎」の皆さんは、人々を連れて下層部から離れようとしています…ですが、スヴァローグは皆さんに残ってほしいんです。彼の計算によると、地上はもう安全ではありません。
下層部は安全だと言えるの？
少なくともスヴアローグの計算結果では、そうです……
自分の責務は「存護」にあると。そのために、人類を守る選択をしなければならないと、彼は言っていました。
裂界は、いつか下層部を呑み込む。
「地炎」の皆さんがスヴァローグと話をしたいのは知っています…でも何回訪ねようとも、彼の態度を変えることはできません……
ですので、クラーラを信じてください！クラーラが説得してみせます。いつかきっと、クラーラの言葉になら耳を傾けて……
…クラーラ？どうしてここにいるの？
あなたは…「地炎」のゼーレお姉さん？こに来た理由は……
| さっきクラーラと交わした話を、ゼーレやブローニャに伝えた。 |
…流浪者のために薬を探してる？アイツらやるわね、こんな小さな女の子に探させるなんて。
いえ、そういうわけじゃなく…流浪者たちの生活はとても厳しいものなんです。その上、集落には診療所もないので、クラーラがカになりたいと思っただけで……
それに、皆さん悪い人ではありません…まともに生きようと頑張ってます。
……
お姉さん、この薬、元々はナターシャさんの物なんですよね？少しだけ…分けてもらえないでしょうか?流浪者たちもひどいケガを負っているんです。
…分かったわ。じゃあ、ここにある鎮痛剤をワタシたちで分けましよう。
ほ、本当？ナターシャさんに聞かなくても大丈夫ですか？
ナタのことなら心配いらないわ。きっと気にしないから。まあ、ワタシたちの仕事が倍になるけど…彼女ならきっと分かってくれるはずよ。
本当によかった。ありがとうございます、ゼーレお姉さん。
あとは帰るだけ？ここは危険だし、よければ送っていくけど。
だ、大丈夫です。パーキンスがついているので、それに…他にも探したい物があるんです。
そう、それじゃあ気を付けて。
ゼーレたちと合流する
物資が誰かに先取りされる予感はあったが、まさかそれが知り合いの仕業だとは思わなかった。
いや、そこまで親しいわけではないが…1度は会ったことがある――四捨五入すれば、クラーラの家族と言ってもいいだろう。
クラーラにここにいる理由を聞こうとした時、ようやく話を終えたゼーレとブローニャがやって来た。
ちょうどいい、みんなにこれからどうするべきか聞いてみよう。
いや、そこまで親しいわけではないが…1度は会ったことがある――四捨五入すれば、クラーラの家族と言ってもいいだろう。
クラーラにここにいる理由を聞こうとした時、ようやく話を終えたゼーレとブローニャがやって来た。
ちょうどいい、みんなにこれからどうするべきか聞いてみよう。
ゼーレと話す
鋼板と包帯…医療用アルコール…鎮痛剤。よし、これで全部揃ったわね。
さっ、行きましょう。時間も予定通りだわ。ナターシャのところに戻るわよ。