ホタルと仲直りし、黄泉が遭遇したトラブルを対処した。そして夢境の隅にある「秘密のアジト」で、あなたは彼女の胸の内を聞く。そして、別れの時がやって来た。
ホタルの後を追って、「秘密のアジト」に向かう 
ホタルはひどく罪悪感を抱いているようだ。ある場所──そこは観光地などではなく、彼女だけの「秘密のアジト」だそうだ──へ連れて行きたいと言う。そこですべての秘密を打ち明けてくれるようだ。
彼女についていこう。悪意はなさそうだ。
彼女についていこう。悪意はなさそうだ。
移動中
こっちに行こう…
（…あれ？あそこで何かが…助けを求めてる？）
助けを求める何かに近づく
チクタク！助けて！助けて〜！
死んじゃうよ！誰か！
お前は一体…何？
もう！僕は時計だよ！そこいらの「物」とは違うんだから！
あれ、待って──君…僕が見えるの？
…どうしたの？
変なものを見た気がする…
まさか…本当に僕が見えるの？
チクタク！よかった！本当によかった！これでミーシャが助かる！
あっ、ごめん。自己紹介がまだだったね！
僕の名前はクロックボーイ、ピノコニーの大スターさ！トモダチと一緒にこの街の平和を守ってるんだ。トモダチの名前は、ブラザーハヌ、ミスター・ソーダ、折り紙の小鳥、ハムスターボールの騎士……
…それからミーシャ！そうだ、ミーシャが危険な目に遭ってるんだ──チクタク！助けて！助けて！
クロックボーイって、アニメのキャラクターの？
…クロックボーイ？
つまり…現実には存在しないアニメのキャラクターが見えたってこと？
ホタルには見えないのか？
えっ…どこにいるの？あたしには見えない……
チクタク！僕を見ることができるのは、素直で純粋で無垢な心を持った子供だけなんだと思う──たとえば、この灰色のトモダチとかね！
クロックボーイは子供にしか見えないんだって。
えっ、でも、君ってあたしより年上だよね？少なくとも見た目だけなら……
チクタク、チクタク！灰色のトモダチ！僕のことが見えるなら、きっと僕を助けてくれるよね！
僕のトモダチのミーシャが大変なんだ！お願い、彼を助けてあげて！このままじゃ死んじゃうよ！
俺に助けてほしいって言ってる。
えっ……
それじゃあ先に、その…えっと、君にしか見えないクロックボーイを助けたほうがいい、よね？
君を疑ってるわけじゃないの。夢の中では何が起きてもおかしくないから…あたしが言ってた場所は後でも大丈夫……
チクタク、チクタク！早くついてきて、灰色のトモダチ！
ミーシャが危険に晒されてるんだ！彼はあそこにいる、僕が案内するよ！
（ミーシャっていう名前は気になるな…とにかく、何が起こってるのか見に行こう）
クロックボーイについて行く
ホタルはひどく罪悪感を抱いているようだ。ある場所––そこは観光地などではなく、彼女だけの「秘密のアジト」だそうだ──へ連れて行きたいと言う。そこですべての秘密を打ち明けてくれるようだ。
出発してそれほど経たないうちに、言葉を話す時計に行く手を塞がれた。ミーシャというホテルのドアボーイを助けてほしいと頼まれる。様子を見に行ったほうがいいのかもしれない。
出発してそれほど経たないうちに、言葉を話す時計に行く手を塞がれた。ミーシャというホテルのドアボーイを助けてほしいと頼まれる。様子を見に行ったほうがいいのかもしれない。
移動中
急いで！ハムスターボールの騎士みたいに、速く！
あれ、あそこに人がいっぱいいる。本当に何かあったみたい……
チクタク！あそこ、あそこだよ！クロックボーイは嘘をつかないんだ！
騒ぎが起きている場所に近づく
皆さん、落ち着いてください……
ルールを破りやがって！どうやって落とし前をつけてもらおうか！
ボス、たっぷり懲らしめてやりましょう！
どうしてこんなことに……
あれは黄泉か？
えっ？あの人を知ってるの？
ほら、見て！僕は噓なんかついてなかったでしょ！本当にミーシャが危険に晒されてるんだ！
チクタク！お願い、灰色のトモダチ！ミーシャを助けて！
どうやって助ければいい？
クロックボーイと話してるの？…そうだよね、なんだか手に負えない状況になつてきたみたい……
チクタク、チクタク！こんなに混乱してるのは、全部ボス・ストーンのせいだよ！
ボス・ストーンはドリームタウンで一番の悪党で──すごく貪欲なんだ。町の住民たちを全員追い出して、貴重な石材を独占しようとしてる……
そこで、自分の手下を使って夢境を混乱させて、みんなのプラスの感情を奪い去った！それ以来、ドリームタウンは不安と争いに満ちて、住民たちのまとまりもなくなっちやったんだ！
でも、僕はドリームタウンの守護者として、黙って見ているわけにはいかない。「クロックトリック」を使って夢境に流れるプラスの感情をみんなの心に戻せば、きっと前みたいに仲良くできるはずだよ！
さあ、灰色のトモダチ！君ならきっとクロックトリックをマスターできる。なんたって、君は僕のことが見えるくらい特別だからね！
それに君はドリームタウンのお客さんだから、ボス・ストーンも君がいることは予想してない！君が手を貸してくれれば、あの大悪党も泡を吹くはずさ！
本当に大丈夫なのか…？
大丈夫。とにかく、まずはやってみよう！目を閉じて──
チクタク！これで僕たちは「一心同体」だよ。体の中で力が流れている感じはするかい？
さあ、今からあの怒っているギャングのボスのところに行こう──クロックトリックを使ってみんなにプラスの感情を注ぎ込めば、ジャーン！大成功さ！
いいかい？絶対にクロックトリックを悪いことに使ってはいけないよ──僕たちはドリームタウンの守護者だからね。チクタク！
ギャングのボスに対して「クロックトリック」を使う
小僧は引っ込んでろ！あの女に誰を怒らせたのか思い知らせてやる！
クロックトリックで「喜び」にチューニング
……
…ハッハッハッハ！
やった！でも、あいつはどうしてあんなふうになっちゃったんだろう？
時計のムーブメントが見えて、それを動かした。
それだ！それは君がクロックトリックを成功させた証拠だよ！
それにしても…えっと、あいつの様子すごく怖いな──まるで本物の気まぐれなボス·ストーンみたい。
おっ、よう、みんな！へへ、失礼を許してくれ。夢の地ピノコニーによく来てくれたな！
野郎ども、整列しろ！俺たちの客人をしっかり歓迎するんだ！
は、はい！
用意──よし！
ようこそ、夢の地ピノコニーへ！
あっ…ありがとう…？
礼なんかいらねぇよ、当然のことだからな！
当然のことです！
うわ、すごい！君は彼らの中でかなりの存在感を放ってるみたいだね。それなら、彼らに出ていくようお願いできないかな？
お前たちの気持ちは嬉しい……でも、俺たちにプライベートな空間を譲ってもらえないかな？
もちろんですとも！すべて皆さんの仰せのままに──野郎ども、解散だ！客人の憩いの時間を邪魔するんじゃねぇぞ！
はい！ボス！
ギャングが立ち去った後
また会いましたね、お客様！アナタがボクたちを助けてくれたんですか？
え？ミーシャ、この灰色のトモダチを知ってるの？
彼は大切なお客様で──最近お友達になったんです。アナタにも話したと思うんですけど、覚えてませんか？
あっ、あれって彼のことだったのか！
とにかく、ありがとうございました！アナタが駆け付けてくれなかったら、ここは大混乱になっていたことでしょう……
ありがとう、穹。こんなに早く再会できるとは思わなかった。
俺もこんなに早く再会できるとは思わなかった。
さっきの混乱…仮面の愚者という集団が町で騒ぎを起こし、秩序を乱していたらしい。私は偶然この場所を通りかかり、取り調べを受けたんだが、その最中に…何やら誤解が生じてしまってな。その結果、またあなたに迷惑をかけることになってしまった。
このお姉さんも…君の知り合いなの？
一度会ったことがあるだけで、知り合いというほどではないさ。彼はホテルでも私を助けてくれた、優しい人だ。
あなたとも出会えて光栄だ、きれいなお嬢さん。
き、きれいなお嬢さん……
だが、さっきの男に何をしたんだ？あの一瞬の感情の変化は…少し気になる。
あたしもそれを聞きたかったの…一体なにがあったの？
クロックボーイからクロックトリックを授けてもらったんだ。
その通り！僕だよ、クロックボーイだよ！
もちろん、君のおかげでもあるけどね。君のクロックトリックがなかったら、ドリームタウンは大変なことになっていただろうから！
…クロックボーイ？
そう、あのアニメのキャラクターの…それが現実に現れたみたいなの──つまり、夢境の中にね。
あたしもあんまり状況がわかってないんだけど…穹が言うには、素直で純粋で無垢な心を持つ子供にしか見えないんだって……
……
…私も、子供といえる年齢は超えてしまっているようだな。
だが、そのクロックボーイが本当に存在するなら、多くのことに説明がつく。
えっ、君にも僕が見えるの？
あなたの傍に何か実体のないものがいることはわかる。残念ながら、あなたのようにコミュニケーションを取ることはできないがな。
私たちは「憶質」に多少なりとも反応することで、この夢の中の不思議なものを感知できるのかもしれない。あなたはきっと、その感覚が私よりも鋭いんだろう。
最初は、あの上品なメモキーパーがあなたの頭の中に何か残したんじゃないかと思っていたが…改めて考えてみると、この夢の中には彼女のような特別な存在が少なくないようだ。
上品なメモキーパー？
あなたと別れてから程なくして、私は偶然舞踏会の会場に迷い込んでしまい、黒いベールを纏った女性にダンスに誘われたんだ。躍るのは初めてだったが…忘れられない経験になった。
ただ、彼女に名前を聞くのを忘れてしまってな…「ガーデン・オブ・リコレクション」から来たことだけはわかっているんだが。
ガーデン・オブ・リコレクション…「記憶」の星神に仕える人たちのこと？
ああ、彼らはミームの形で世界を巡り、特定の人の前にだけ現れる──あなたの言っているクロックボーイと似ていると思わないか？
ファミリーの宴だけあって、招待された客は私たちが想像しているよりもずっと多いのかもしれない。
とにかく、またしても世話になったな。私は2人の…デートを邪魔するつもりはない。どうか、夢の中で楽しい時間を過ごしてくれ。
デ、デートじゃないから…！
ふふ。
黄泉が去った後
…行っちゃった。じゃあ、あたしたちも…？
こっちはもう大丈夫だから、君たちも好きなところに行くといいよ。ありがとう、灰色のトモダチ！
本当にありがとうございました！やっぱりナナシビトはすごい人ばかりですね…また縁があったら会いましょう！
また会おう、チクタク！
引き続きホタルの後を追って、「秘密のアジト」に向かう
クロックボーイを危機から救い、みんなにお別れを言った。次はホタルの「秘密のアジト」へと向かおう──まだ覚えていればの話だが。
移動中
ついて来て。今度は見えない友達に捕まらないようにね……
ごめんなさい、これから行く場所はピンボールマシンに乗らないといけないの…お先にどうぞ、あたしは後ろからついていくから。
（秘密のアジトって…カフェ？）
こっちに来て──
ホタルと話す
着いた、ここだよ。
きれいなカフェだな。
ううん、そうじゃなくて……
──こっち。
ここが…秘密のアジト？
うん、「秘密のアジト」は中にあるの。
周りの人たちが見てるけど…
大丈夫！夢の中では何が起こってもおかしくないし、毎日たくさんの人が空から降ってくるから──通行人も、もう驚かないよ。
先にお手本を見せてあげるね。最初はちょっと暗いと思うけど、離れないようについてきて。
……
一方その頃のアベンチュリンと花火
ねえ、ちょっと聞きたいんだけどさ……
君が女の子の気を引く方法って、大っぴらに後をつけることなの?もう半システム時間になるけど。
正確には45分だね。楽しい時間はいつもあっという間に過ぎるもの、そうだろ？
ふふ、孔雀ちゃん…君の目って綺麗だよね。故郷はツガンニヤ？
もっとヒントがほしいのかい？たとえば…僕がエヴィキン人、とか。
う〜ん…花火の目は君ほど鮮やかじゃないけど、曇ってるわけでもないよ……
──全宇宙で君たちツガンニヤ人を知らない人なんていると思う？生まれつきの詐欺師で、泥棒で、八方美人で…それから腹黒。名実ともにね。
花火に言わせれば、君は夢の中よりもマンホールの中にいるほうが似合づてると思うな…あつ、ちょうどあそこに1つある。早く行ったら〜？
いや、その必要はないよ。薄暗い場所は僕の気質と合わないからね。やっぱりこの美しき夢のほうが僕に合ってる…軽薄で、見栄っ張りで、見掛け倒しで……
…それに雨が降らない！僕の服はとってもデリケートだから、雨風には耐えられないんだ。
その減らず口閉じてくれる、孔雀ちゃん。もう帰って。花火たち愚者はバカじゃない。カンパニーのわんことお友達ごっこをするつもりはないの。
へえ、その言葉は本当かな？君はカンパニーの人間と友達になったことがないのかい？
花火がピノコニーの歴史を知らないとでも思ってるわけ？君たちのくだらない社内政治に花火を巻き込まないで。
愚者──この宴に招待された時から、君に選択の余地はない。早く誰に付くか決めて、何も失わないようにしたほうがいいよ。
わかったようなこと言うんだね。あのファミリーの手羽男を自分の側に引き入れたみたいな口振りだけど……
ね、何したの、孔雀ちゃん？服を脱いで跪いて、「うう〜、カンパニーは絶対にピノコニーを攻めたりしません」って約束したとか？
君…もう諦めたら？どうせ君たちは他人をチップにすることしかできないんだから。
チップにすることの何が悪いんだい？ギャンブルのテーブルでは、チップだけが損したりしない。ガーデン・オブ・リコレクションも星穹列車の人たちも、それをよくわかってる。彼らは賢いからね。
でも本当に賢い人は、そもそもギャンブルには参加しないと思うけど？ほら、花火のほうが賢いと思わない？
いい、孔雀ちゃん。君も「パブ」の招待を受けたことのある人なんだよ。仮面の愚者を仲間に引き入れたいなら、頭を使って、笑いの神様が何を求めてるのか考えないと。
花火がアドバイスしてあげる。君が誰も説得できないなら、口の利けない人を仲間にしてみたら？少なくとも、そういう人なら君に反論しないんじゃないかな。あはは！
ありがとう！「口の利けない人を仲間にする」──肝に銘じておくよ！
……
…本当に面倒だな。どうやら、また「ファミリー」に会わないといけないみたいだ。
ホタルと落ち合う
シロップに満たされた下水道を見つからないよう這って進み、ホタルの「秘密のアジト」…の入口へとたどり着いた。
ホタルは近くで待っている。彼女と合流しよう。
ホタルは近くで待っている。彼女と合流しよう。
もうすぐだよ。
見て、きれいな場所でしょ？
観光客は本来ここに来ることが許されないの。あたしたちも他の人に見つからないように気をつけないと。
でも心配しないで、別に危険地帯ってわけじゃないから。ここは黄金の刻の境界だと思ってくれればいいよ。もっと外の夢境に行くと、今もファミリーが建設や改造をしてるの。
あたしの「秘密のアジト」は、この中にあるんだ。
こっそり中に入ろう。
ホタルとドリームボーダーの奥に進む
ホタルは、ここが黄金の刻の辺境であり、夢境のさらに奥深くにある、ファミリーの建設地（言い換えれば夢の中の工事現場）であることを説明してくれた。さらに付け加えて、自身の「秘密のアジト」はこの奥にあると言った…ただし「ファミリー」のスパイがそこら中にいるので、こっそり忍び込まないといけない。
ドリームボーダーの奥深くへと進もう──ナナシビトとして、工事現場に忍び込むことくらい朝飯前だろ？
ドリームボーダーの奥深くへと進もう──ナナシビトとして、工事現場に忍び込むことくらい朝飯前だろ？
おい、そこの2人。この先は工事中だから、関係者以外立ち入り禁止だ。
あっ…もう見つかっちゃった。
わかった、戻ろう。
あたしが相手する。
あの…そこをどうにかしてもらえない？誰にも迷惑かけたりしないから。
ダメだ。上の決まりで、ドリームメーカー以外は誰であろうと立ち入り禁止だ。
ずいぶん頑なだね……
俺たちはギャラガーの知り合いだ。
誰だ？聞いたこともない…たとえ夢の主本人が来たとしても、お前たちを中に入れることはできない。
これ以上小細工しようとしても無駄だ。帰ってくれ、それが双方のためだ。
う〜ん、彼を説得するのは難しいみたい…他の方法を考えよう……
（もしかしたら…またクロックトリックが使えるかもしれない。これは別に「悪いこと」じゃないよな……）
ハウンド家のメンバーにクロックトリックを使う
ホタルはここがどこなのか、すなわち黄金の刻の辺境であり、夢境のさらに奥深くにある、ファミリーの建設地（言い換えれば夢の中の工事現場）であることを説明してくれた。さらに付け加えて、自身の「秘密のアジト」はこの奥にあると言った…ただし「ファミリー」のスパイがそこら中にいるので、こっそり忍び込まなければならない。
2人の旅は始まってすぐに終わった。なぜならルールに厳しいハウンド家のメンバーが正門の見張りをしていたからだ。このまま奥へ進みたければ、クロックトリックを使ってちよっとした悪さをしなくてはならない…クロックボーイが許してくれるといいのだが。
目の前の男は非常に落ち着いており、まったく隙がないようだ──もしかすると「挑発」する必要があるのかもしれない。
2人の旅は始まってすぐに終わった。なぜならルールに厳しいハウンド家のメンバーが正門の見張りをしていたからだ。このまま奥へ進みたければ、クロックトリックを使ってちよっとした悪さをしなくてはならない…クロックボーイが許してくれるといいのだが。
これ以上小細工しようとしても無駄だ。帰ってくれ、それが双方のためだ。
目の前の男は非常に落ち着いており、まったく隙がないようだ──もしかすると「挑発」する必要があるのかもしれない。
彼の心の中を覗いてみよう。
クロックトリックで「怒り」にチューニングする
何度言わせるつもりだ──工事中だから立ち入り禁止だって言ってるだろ！
お前たち、何としても俺の前に現れるつもりか？それなら容赦しないぞ！
そんなつもりは……
言い逃れしようとするな──こっちだって、お前みたいなヤツは大勢見てきたんだ！
若くて元気があるのをいいことに、何も恐れず毎日フラフラ遊びながら問題を起こす。利己的で、社会に貢献することなんかまったく考えてない！
お前のようなルールを無視するガキにはお仕置きが必要だ──行け、スウィート・ドリーム劇団!コイツらを思いっ切り懲らしめてやれ！
戦闘後
くっ、まさか負けるとは…これが…青春の力なのか……
もしあの時の俺にもこんな力があったなら、ミヤ…俺たちは違う結末を辿ったのかな？
……
さっさと行け、これは勝者の権利だ。存分に楽しむといい……
ようやく通れるようになったのはいいけど…彼、ちょっと役に入りすぎじゃない？
最終的に、こうやって入れるなんて…クロックトリックって不思議だね。
ホタルとドリームボーダーの奥に進む
ホタルはここがどこなのか、すなわち黄金の刻の辺境であり、夢境のさらに奥深くにある、ファミリーの建設地（言い換えれば夢の中の工事現場）であることを説明してくれた。さらに付け加えて、自身の「秘密のアジト」はこの奥にあると言った…ただし「ファミリー」のスパイがそこら中にいるので、こっそり忍び込まなければならない。
倒れたハウンド家のメンバーをまたこえて前に進むことにした。無駄足ではなかったよな？
倒れたハウンド家のメンバーをまたこえて前に進むことにした。無駄足ではなかったよな？
ここから先は道がないから、ドリームメーカーの道具を借りるの。
これからやることは、君の想像を超えてるかも……
夢境の特性を利用して前に進む
ホタルはここがどこなのか、すなわち黄金の刻の辺境であり、夢境のさらに奥深くにある、ファミリーの建設地（言い換えれば夢の中の工事現場）であることを説明してくれた。さらに付け加えて、自身の「秘密のアジト」はこの奥にあると言った…ただし「ファミリー」のスパイがそこら中にいるので、こっそり忍び込まなければならない。
奥へと続く道は入り組んでいて分かりづらいので、頭を働かせ夢境の性質を活用しないと先へは進めない。
奥へと続く道は入り組んでいて分かりづらいので、頭を働かせ夢境の性質を活用しないと先へは進めない。
ドリームレンズを使う
（空間が繋がった…！？）
これで向こう側に行ける。カタルス家はこうやって夢境を修繕してるんだ、不思議だよね。
モジュールに近づく
あと、空中に浮かぶ建材も…利用できるよ。
水面に浮かぶ板に乗るような感じだね。
向こうの方へ行こう。
ドリームメイクパズルに近づく
ここから向こう側の建物の屋上に行けるの。ちよっとした仕掛けを使わないといけないんだけど…たしかここに隠しておいたはず……
パズルを解く
ポンって出てくるの、何度見ても「夢」っぽいと思う。
それじゃあ行こう。
高台に入る
見て、あれがピノコニー大劇場だよ──ここからだと全体を一望できるんだ。
（任意）少し休憩してピノコニー大劇場を眺める
ほら、あそこ。色とりどりの美しい夢そのものみたいに、永遠にまばゆい光を放ってるの。
あの光を浴びてる人は、きっとその温もりに引き寄せられるんだろう……
…まるで、火を追いかける無数の蛍みたいに。
行こう、まだ半分くらい道のりが残ってるんだ。
さらに進む
今回は少し複雑な構造だね…よく考えないと。
移動中
ファミリーは銀河から多くの芸術家、建築家、学者を招いて…「ドリームメーカー」っていうチームを結成して、ピノコニーの美しい夢を紡いでいるの。
ここは観光客が足を踏み入れない開拓地だから、町の中心みたいに賑やかじゃないけど…あたしは、こういう静かな雰囲気が好きなんだ。
ドリームレンズ起動中
あの建物からこの建物まで一瞬で移動した…現実世界ではありえないよね。
ドリームメイクパズルを調べる
今までと同じだね──もう慣れてきたでしょ？
1つ目のパズルのピースを見つける
もう1つのピースは…あいつが持っていったのかな？
ドリームメーカーと話す
くっ…一体どこがおかしいんだ？
長いことスラーダを飲んでないせいか、それとも2ヵ月連勤してるせいか…どうして今日に限ってインスピレーションが湧いてこないんだ？
困ってるみたいだな…
…誰だ！？
なんで観光客が…どうやって入り込んだのかは知らないが、今は邪魔しないでくれ──期限までに提出できなかったら、君たちまでひどい目に遭うぞ！
どうやら、このドリームメーカーを励ます方法を考えなければならないようだ。
通りすがりの人からドリームメーカーの欠けた感情の歯車を獲得する
へへ、な？嘘なんかつかないって。最高のデート場所だと思わないか？周りの景色も綺麗だろ？
すごいわ、あなたって引き出しが多いのね！素晴らしい見晴らしだわ。黄金の刻を一望できるわね……
…でも、どうやって戻るの？まさかまた換気ダクトを登らなきやいけないわけ？
あ、それは…えっと、絶対何かしら方法があるはずだ！ごちゃごちゃ考えずに、今を楽しもう！
ドリームメーカーの心のムーブメントを補完する
ハッ、思い付いた！素晴らしいアイデアだ！紙に書いておこう……
…いやいやいや、寝て目を覚ました頃には忘れてるに決まってる。思い立ったらすぐ行動するべきだ。いっそのこと、今から再現してみるか！
考え事しながら行っちゃった…でも、パズルのピースを残してくれたね。
さらに先へ進む
ふう…なんとかできた。ここを通り抜ければ、もう障害はないはずだよ。
ナイトメア劇団に近づく
えっ、前回は見張りなんていなかったはずだけど…あたしが何度も出入りしたせいで注意を引いちやったのかな？
…迂回するのは難しそう。あいつらを気絶させるしかないね……
準備はできてる。
よし！じゃあ──あいつらを追い払おう！
戦闘後
着いた着いた──ここだよ！
（…歌声？どこから聞こえてくるんだ？）
展望台に辿り着く
この歌知ってる？『傷つく誰かの心を守ることができたなら』、あのロビンの曲だよ。もうすぐ調和セレモニーだから、夢境の中でも時々彼女の曲が演奏されるの。
ここは夢の中の空に一番近い場所で、町の喧騒から離れていて、ドリームメーカーの言い争いもない。誰にも邪魔されることなく、今の風景、人、そして夢を感じられる……
なんて綺麗なんだろう…時間が永遠に黄金の刻に留まって、金色の夢になってる。パブの愚者やガーデンのメモキーパー、放浪する巡海レンジャー、カンパニーの使者、星穹列車のナナシビト…それから、あたし。
ここでは理由に関係なく、誰もが平等に眠りにつく。それぞれの目的はあるだろうけど……
……
…ごめんなさい。本当は…あたしは「密航者」なの。
知ってた。
やっぱり君は騙せないね。
あたしの故郷はとっくの昔に滅びてるの。レギオンの仕業かもしれないし、スウォームのせいかもしれない…あたしはピノコニーの多くの「現地人」と同じ、星間難民なんだ。
「調和」はあらゆる人々を受け入れた…遠くから来た放浪者たちもね。でも、ファミリーは彼らを受け入れたけど、結局みんな…ここの人じゃないの。
この輝かしい大都会の中で、ある人の夢はヒノコニーと名付けられたけど、ある人の夢は…現実と変わらない。ここに来る普通の人たちは、みんな最初は同じ目的を抱いてるのに。
あたしもそうなの。現実のあたしは叶わない望みを抱いてる。それはあまりにも強烈で…だから夢境に訴えることにした……
どんな望み？
…「ロストエントロピー症候群」、この言葉を聞いたことはある？
奇妙な現象なの。この病気にかかった人は、物理構造が不可逆的な慢性解離に陥る。要するに、ゆっくりと消えていくってこと。そして、その「消失」は周りの人にはほとんど気づかれない──
人並みに走ることも、ジャンプすることも、他の人と会話することもできる。全部正常に見えるの。ただ、いつも人より少し遅いだけ……
…それがさらに遅くなっていって、いつか自分と世界全体の境界が曖昧になる。現実と夢が同じようにバラバラになるせいで、区別がつかなくなる……
だから、どうしても拒めなかった…想像できる？この夢の中では、あたし…冷たい「医療カプセル」の中にいなくてもいいんだよ……
医者の言葉を忘れて、自分の体で好きなものを聞いて、見て、触って、考えて、感じられる。この世界は真実じゃないけど、この感覚は何よりも大切なの……
…今この瞬間のように。
ごめんなさい。ちょっと事情があって…まだ全部は打ち明けられないの。でも、君に正直に伝えたいこともある。
「時計屋の遺産」は…確かにあたしが追い求めてるものだけど、だからといって、それを巡ってあたしたちが対立する必要なんてない。少なくとも…あたしはそんなこと望んでない。
お前は一体何者なんだ？
君には教えてあげる。でも…それは今じゃない。
「焦土の夢を見た。1本の新芽が土を突き破り、朝日に向かって咲き誇る。そして、あたしに囁くの」
招待状の質問を覚えてる？──生命体はなぜ眠るのか？
見て、この夢の地ではすべてが許され、あらゆる可能性がある。振り返りたくない過去は泡のように消えて、向き合いたくない明日は永遠に訪れない。
人々はなぜ眠ることを選んだのか？あたしはね……
「夢」から覚めるのが怖いからだと思う。
なんだか重苦しい雰囲気になっちゃったね。ごめんなさい、こんなはずじゃなかったんだけど…う〜ん、どうすれば空気を変えられるかな……
そうだ──君は列車に友達がたくさんいるんだよね？こういう状況になった時って、いつもどうしてるの？
なのが俺たちを巻き込んで自撮りする…
自撮り、自撮り…それいいかも。ていうか、ここには何度も来てるのに、どうして写真を撮ることを思いつかなかったんだろう？
でも1人で撮るのは…ちょっと慣れないな。一緒に撮らない？記念だと思って。
いいよ。
笑わないでほしいんだけど、あたしカメラを向けられるのが怖いの。はい…君が持って。
少女は期待に溢れた瞳でスマホをあなたに渡してきた。
ホタルからスマホを受け取り、カメラを開いた。フレームに2人とも収められるように、あなたは腕を伸ばしてスマホを高く掲げた。
ちょっと待ってね、準備するから……
…よし、撮ろう！
1……
2……
チーズ──！
写真を撮った後
列車組からのチャット
もう帰るの？時間が経つのって本当に早いね。
あたしも現実世界に戻って休もうと思ってるの…行こう、「黄金の刻」でお別れしょう。