三月なのかと丹恒の仲裁により、ついに「地炎」とナナシビトたちによる統一戦線が発足した。目標は明らかになった──スヴァローグと、できる限り平和的な交渉を試みること。もし不可能なら、「地炎」も戦いを始める用意ができている。
今から機械集落へ赴き、交渉を始めよう。
ナターシャに物資を渡す 
一行の意見がついにまとまった。鎮痛剤を半分クラーラに渡し、流浪者の治療に使ってもらうことにした。
ナターシャはこんなことで怒り狂うようなタイプには見えないが、あなたの心には一抹の不安が残った――
ナターシャは一体どんな反応をするのだろうか？どうやら直接確かめるしかないようだ。
ナターシャはこんなことで怒り狂うようなタイプには見えないが、あなたの心には一抹の不安が残った――
ナターシャは一体どんな反応をするのだろうか？どうやら直接確かめるしかないようだ。
ナターシャと話す
ナタ！戻ったわ。
さすがゼーレ、いつも時間通りね。どう？使えそうな物資は見つかったかしら？
見せてちょうだい…鋼板、包帯、鎮痛剤、医療用アルコール……素晴らしい、必要な物資がすべてあるわ。
ただ鎮痛剤の量が少ないわね。貯蔵室で何かあったの？
クラーラに少し分けた。
…クラーラに？
そう、あの子がしようとしていることなら、だいたい予想がつくわ…彼女、怪我をした流浪者を手当したいのね？クラーラはいつも優しいのよ……
君たちは正しいことをしたわ。でもそうなると、薬の投与量をちゃんと分配する必要があるわね。
大丈夫、ワタシも手伝うわ。
ふふっ…平気よ、診療所は私に任せて。君たち3人はまだ、やることがあるでしょ？オレグと──それから、他の2人も待ってるわ。
2のことを忘れるところだった。
あなたたちの関係って、そんなに良くないの？生死を共にするような仲だと思っていたけど。
うふふ、ブローニャは可愛いわね。彼は冗談を言っているのよ、そうでしょ？
オレグさんは、スヴァローグのことについて話し合いたいのよね？行かないと、ごめん、ナタ──怪我人のことは任せる。
安心してちょうだい、うまくいくのを祈っているわ。
移動中
ふわぁ……
何、眠たくなったの？
あなたは疲れてないの？一晩休んでないのに。
ワタシの最高記録は6徹よ、アンタももっと頑張りなさい。
仲間やオレグと合流する
ナターシャは、三月なのかと丹恒が「地炎」のボスであるオレグと一緒にいると教えてくれた。あなたがいない間も、仲間は各自のやるべきことをこなしていたようだ――
少なくとも、今回はあなたを置いて、子供たちとかくれんぼしたり、ファイトクラブに通ってお金を稼いだりはしていないようだ…。
とにかく、今すぐ仲間と合流し、彼らの仕事の成果を確認しよう。
少なくとも、今回はあなたを置いて、子供たちとかくれんぼしたり、ファイトクラブに通ってお金を稼いだりはしていないようだ…。
とにかく、今すぐ仲間と合流し、彼らの仕事の成果を確認しよう。
オレグと話す
やっほー！やっと来たね！
何も言わずにいなくなって、ごめん。
いいよ、それぐらい。何も言わずにいなくなった回数の記録保持者がここにいるんだから！
誇れることじゃないだろ。
ハハハっ、全員揃ったな。じゃあ、本題に入ろう──
以前、お前たちが言つていた「星核」、それから上層部での出来事、この2人がすべて最初から説明してくれた。
前にカカリアに会った時は、ただの勢いある小娘に過ぎなかったが…まさか守護者になった後、ああなるとはな……
遭遇したお前たちには同情する。安心しろ、「地炎」は裏切るようなことはしない。
お前たちの計画は、酔っ払った鉱夫の戯言と大差ないが、少なくとも筋は通っている。下のやつらはもうとっくに他の選択肢を失った状態だ。ここまできたら、お前らに賭けるさ。
安心しておじさん、ウチらを信じるのが正解だって証明して見せるから！
酔っ払った鉱夫の戲言なんかじゃないこともだ。
よし！じゃあ、現実的な話をしよう。お前たちは「星核」の行方を知りたい、俺たち「地炎」は下層部の封鎖を解放したい──
つまり、俺たちの目標はスヴァローグだ。あの「ボス」をどうにかしないと、先のことは夢のまた夢だ。
なんとかして、彼に味方になってもらわないと。
ふん、アイツはロボットよ、話が通じるとでも？スクラップにしてやるのが一番手っ取り早いわよ！
ああ、どう転ぶかは分からん、どちらにも対応できるようにすべきだろう。もちろん、平和的に問題を解決するのが一番だが、状況が変われば武力行使に移る覚悟も必要だ。
「地炎」は、スヴァローグとの接触を何度も試みてきた。しかし、毎回追い返されちまってな。やつは俺たちとの対話をまったく望んじゃいない。
それに俺たちの実力で、やつらと衝突するのはリスクが高すぎる。スヴァローグのロボットは犠牲を恐れないが、俺は下層部の人の命を危険に晒したくないからな。
だが、今は違う。お前たちが来たことで、スヴァローグも「外部からの変数」が現れたことを認め、状況が変わってきている。どういう経緯でそうなるかは分からんが──もしかしたら、お前らになら説得するチャンスが訪れるかもしれん。
ああ、それが一番いいだろう。
ハハハハっ！ちゃんと考えての結論か？まあ、スヴァローグの縄張りに行けば分かる。この地下で物事が順調に進むことなどないとな。
どうだ、シルバーメインのお嬢さん?俺たちの中で、スヴァローグと対立する理由がないのはお前だけだ。お前の考えを聞かせてくれないか。
下層部もベロブルグの一部だから、もしスヴァローグがここの住民を脅かす存在なら、あなたたちの味方をするのも当然。
ハハハ、いい答えだ！さすが守護者の責務を引き継ぐ娘、いい覚悟をしている！
よし、共同戦線を張れたのなら、これ以上時間を浪費する必要もない。行け、スヴァローグを探しに行くためのガイドを手配してある。
「地炎」はどうするつもり？
「地炎」はずっとスヴァローグと対立してきた。共に行っても誤解を生むだけだろう。少し離れたところで待機し、万が一の際にはすぐ駆けつけるようにする。
ゼーレ、もう一度、外から来た友人たちと同行してくれるか。
任せてちょうだい、ボス。