初めての「開拓」の旅…その終わりが近づいてきた。残響回廊の果てから階段をさらに登れば、すべての発端––星核のありかへと辿り着く。
常冬峠に入る 
…さ…寒っ！開拓の力だけじゃ、この寒さは耐えらんないよ…
それはつまり、俺たちが星核…この寒波の中心に近づいてるということだ。
凍り付いたレギオンを調べる１
なにこれ…うわ、めっちゃキモい！
琥珀に閉じ込めれた昆虫のようだな ……
反物質レギオンの下っ端がこの世界に来た時は、まさか自分が寒波に飲み込まれることになるなんて思ってなかっただろうね。
でも、氷の中のコイツらってまだ生きてるのかな ……
解凍してみる？
だめだめ、解凍しても面倒なことになるだけでしょ。
凍り付いたレギオンを調べる２
氷に封じられたヴォイドレンジャーの亡骸が、山道のあちこちに散らばっている。どうやら、暴虐の軍団も寒波には敵わなかったようだ。
それにしても、ここまで完璧に保存されているとは驚きだ。なのの疑問にも一理あるかもしれない…そう思わずにはいられなかった。
──いずれにせよ、これらは絶対に解凍してはいけない。
それにしても、ここまで完璧に保存されているとは驚きだ。なのの疑問にも一理あるかもしれない…そう思わずにはいられなかった。
──いずれにせよ、これらは絶対に解凍してはいけない。
階段を上る
これは…「建創者」が残した遺跡？
…規則性のある城内の建物とは、まったく違うな。
なんか…犬きな手のひらみたいじゃない？
頂上手前
カカリアがブローニャを人質にして脅してきたら、どうしよう ……
必ず助け出すに決まってるでしょ。彼女は下層部の…いいえ、この世界の希望なんだから。
カカリアと対峙する
…いや…やめて……
抵抗するな、ブローニャ──共通の意志を受け入れるのだ！
違う…これは…私が望んだものじゃない ……
彼らが約束してくれた未来を見ろ、ブローニャ！貧困、寒さ、苦しみのない世界、囚人のように生きることのない世界、私たちが永遠に守り続けることができる世界。
700年間、私たちは絶えず挑み、絶えず抗った。人間性という光が、私たちを復興に導くと考えていた。だが、その結果はどうだ？私たちは大敗を喫した！
なぜ私たちは圧倒的な力を前にした時、その言葉に耳を傾けるよりも先に、抵抗し、耳を塞ぐことを選ぶのか？
それこそが人間性の奥底に潜む、消せない愚かさ、そして臆病さなのだ。それらを放棄し、貴様を縛る鎖を解いてやろう！星核は人類を進化させ、かの方は ……
洗脳はそこまでよ、魔女！
…ゼーレ？
…やはり来たか。あの凄まじい吹雪で貴様らを葬れたと思ったのだが ……
甘いわね！アンタを倒すまで、ワタシたちは倒れたりしないわ！
ブローニャ！アンタたちの間に何があったのかはわからない。今説明されても、たぶん難しい内容は理解できない。それでも、はっきりしていることが2つあるわ──
1つ目。コイツらは「星核」というものを封印するために、わざわざここまで来てる。
2つ目。ワタシが言ったことを覚えてる?アンタに何かあったら、ワタシが必ず助けに行くって。
そういうことだから、わかったかしら？たとえアンタがそこにいる女に洗脳されて、ワタシたちの約束をきれいさっぱり忘れてたとしても──ワタシはアンタをぶん殴ってでも連れて帰るわ！
──ベロブルグにはお前が必要だ、ブローニャ。
ゼーレ、それにみんな……
もうよいか？貴様らには十分な時間を与えた·別れの時間をな。
貴様をここに連れてきたのには、もう1つ理由がある。それを教える時だ、ブローニャ。
……
私は貴様の選択を見届けたい。
私はすべての真実を貴様に告げた。星核との取引も、私たちのかけた願いについても。私たちの間に…もう秘密はない。
何年も前、初めて「星核」の声が耳に届いた時、私は歴代の守護者たちと同じように、目を閉じて耳を塞いだ。あの時の私は今の貴様と同じだ、苦しみながら建創者の言う「存護」を守っていた ……
私の信念は揺るぎないものだった…しかしある日、突然現れた変数によってすべてが崩れ、私の前にもう1つの選択肢が現れたのだ。それは古い秩序を覆し、新たな世界を迎え入れるということ。
そしてそれは、朧げでますます遠ざかる「存護」よりも、ずっと現実的なものだった。
……
私はずっと、これらをどのようにして貴様に伝えるか悩んでいた。約束された明日はいつか必ず訪れる。もし貴様が私のそばで、共に新しい世界を見守ることができないのなら ……
私は苦痛に苛まれるだろう──ブローニャ、決して消えない苦痛にな！
貴様らには感謝すべきかもしれないな、よそ者。貴様らという圧力によって…私はやっと自分の最後の弱点に向き合えた。
ブローニャ。子供の頃から、私の意志に従えと強制したことはない。いずれにせよ、貴様には常に選択肢がある──これは昔も今も変わらない。
選ぶがいい、娘よ。
……
カカリア様…私を育ててくださったこと、そして選択の権利を与えてくださったことに感謝しています。
でも…ごめんなさい、お母様。今この時は、あなたの傍に立つことはできません。
……
人間性の奥底にあるのは愚かさと臆病さであり、絶望的な状況は人間の心の闇を反映している…それは、あなたの言う通りかもしれません。
…でも、絶望的な状況の中で生きるために懸命に戦っている人たちを、あなたは見ていない。私は彼らの中に光を見た、禁区の前線で、下層部で、あなたが見ようとしなかった隅っこで。
私たちの祖先は、この町を自らの手で築き上げ、吹雪の中で文明を守るために戦ってきたのです。たとえ世界が崩壊する定めにあったとしても、その道は人間の手で切り拓かれるべきものです──
──運命はこの災いの種に委ねるものじゃない！
……
……
私たちは普通の人間から選ばれた守護者です、お母様！そして守護者の職務は、人々が築き上げた世界を「存護」すること！私たちは神でもなければ、審判者でもありません！
あなたは人間性を踏みにじり、同時に審判者と神を演じようとしている──こんなこと、私は許しません！
そうか…それが貴様の選択か…よく分かった、ブローニャ。
残念だ…貴様がこの美しい世界を見られないことは、実に残念だ。思想の束縛を解くことはできなかったのだな…知っていたか？本来貴様は…新世界の「母」となるはずだったのだ。
地面…地面が揺れてる！何が起こってるの！？
まずい……
この都市…ベロブルグの運命はすでに定まっている、それは私たちの手の中で展開されるのだ。
そして貴様らは…新世界の礎となるがいい！
造物エンジン起動
古いものを壊さずして、新たなものは創れない
大守護者として起動を命じる──
──「造物エンジン」！
あれは建創者の古代ロボット！みんな気を付けて！
ス、スヴァローグより1万倍もおっきなロボット！
エンジンよ、奴らを潰せ！
…絶対にアレを止めるわよ！
姫子の援護射撃
…姫子、姫子じゃん！
もしもし！聞こえるかしら？電波が悪いわね……
姫子！やっとウチらのことを思い出してくれたんだね！
何よ、私とヴェルトはずっと軌道上であんたたちを心配してたわよ。どうやら、今回の開拓の旅は刺激的なようね。
こんな大物、一体どうやって動いてるのかしら…でも、今は大人しくしてもらったほうがいいわよね？ここから先は、あんたたち次第よ！
虚妄の母と対峙する
聞こえるか…力が湧きたっている…歌っているのだ……
星核が約束した未来こそが、この世界の唯一の希望……
700年前、それは反物質レギオンを駆逐した──そして今日、再び貴様らの存在を抹消する！
開拓者と虚妄の母のタイマン
軟弱で愚かな人間どもめ…どうやら、身の程というものを知らないらしい。
私が、絶望を教えてやろう！
？？？
謎の空間で目覚める
ここは…宇宙？
俺はカカリアと戦っていたはず、どうしてここに……
…前回ここに来た時、ナヌークは俺をちらっと見てた。まさか……
ジェパードとカカリアの残響
商業区が陥落しました。住民の避難は完了していますが…シルバーメイン26名が犠牲に……
…続けろ、ジェパード。
わ、私にはわからないのです…犠牲になった兵士たちが、本当に死んでしまったのか。ボロボロになった彼らが、裂界の中で彷徨っているとさるを、この目で見ました……
あの中での出来事は世の摂理から逸脱している…狂っていると言っても過言ではありません。大守護者様、恐れながら申し上げます。現産の状況が続けば……
…わかっている、ジェバード。もうよい、下がれ。
…結果ならよく分かっている。
セーバルとカカリアの残響
──何を躊躇ってるの、カカリア。あんたもずっと待ち望んでたんでしょ？この檻を出て、自分の目で街を見てみなよ！これ以上、私だちに失うものはある？
先人たちの努力が…彼らが終えられなかった研究が…ついに実を結ぶんだよ！私に小隊を1つ任せてほしい。きっと「星核」を見つけて、ここを救う方法を──
…冷静になれ、セーバル。
…冷静？何を言って──
シルバーメイン！ミス・ランドゥーを連れていけ。彼女は疲れているようだ。
彼女の研究室を差し押さえ、すべての研究員を拘留するように──彼らが行っているのは違法な研究だ。
…どうして、カカリア…いつからそんなに冷たくなったわけ……
セーバル・ランドゥー…貴様はかつて、私の最も大切な友人だった。
…しかし約束した新しい世界に彼女の居場所はない。
兵士とカカリアの残響
カカリア様、モンスターがこちらに押し寄せてきます！ここは…ここは危険すぎます！
…愚かで、卑しい……
…はい？何か仰いましたか？
誰にも理解できない…私以外、誰にも。彼らには目があり、耳もあるというのに…見えない、聞こえない……
うわあああああ──
愚かな意思を糧とし…彼らの愚行と恐怖を許すのだ……
ブローニャとカカリアの残響
お母様、やはり私には理解できません……
裂界の侵蝕はすでに下層部まで広がっています。シルバーメインを撤退させてしまったら…下に残った人々は、どうやって身を守ればよいのですか？
彼らの安全は自動機兵が守るだろう。最も重要な防衛線はここだ。上層部が陥落すれば、地下も瞬く間に滅びる。地上の防衛線は、絶対に守り抜がなければならない。
これが選択だ、ブローニャ──リーダーとして、貴様は選択する勇気を持たなければならない……
貴様と私…私たちには、さらに重要な使命がある。いつの日か、貴様も選択を迫られることになるだろう。
さらに重要な使命…？
今はまだ早い、ブローニャ…まだ早すぎるのだ。その時がくれば、自ずどわかる。
守護者の意志と話す
都市が泣いている…「存護」の力が消えている。
最後の最後に…私たちは「星核」の意志に抗いきれなかった。
カカリアは「存護」を諦めた。
そうだ…だが、私たちに彼女を責める権利はない。
この700年間、裂界は刻々と広がり続けてきた。私たちが後継者に残したものは…信念でも、富でもなく、果てしない絶望だけだ。
「存護」すると誓った故郷が、目の前で少しずつ消えていく…それは拷問以外の何ものでもない。それに加えて、あの振り払うことのできない、人の心を惑わす囁き……
どんなに強い意思を持っていても、揺らぐことは避けられない。遅かれ早かれ、この日はやってきたのだろう。星神の加護は…私たちから離れる運命にあったのだ。
──揺らがない人は、きっといる。
あなたは……
一介の過客に過ぎないというのに、頑なに世界の運命を背負おうとする……
それもいい。これ以上、私たちに失うものなどあるだろうか…試してはならないことなどあるだろうか？
琥珀の輝きに触れるがいい、開拓者。あなたの中にある「存護」の意志が…かの星神の目に留まるほどのものかどうか、確かめよう。
「存護」する
再び虚妄の母と対峙する
あり得ない……
「存護」の意志は選択した……
貴様らは世界の窮境を何も理解していない…その先に待っている結末を何も知らない！
たとえ滅ぶ運命だとしても、私たちは手を取り合い、勇気を持って暗闇の中を歩いていく──
いやいや、ウチらがいる限り、そんな結末は絶対にあり得ないから！
戦闘中
星核の力は、私と共にある……
貴様らは…旧世界の崩壊を前に死闘しているだけに過ぎない！
戦闘後
いや…お母様を連れて行かないで……
星核…
未来を約束した
そしていずれ
すべてを呑み込む
お母様！やめて！